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【エリザベス杯】血統診断

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 この舞台に高い適性をみせているのがディープインパクト産駒。京都芝外回りは勝率17・8%、連対率31・4%で、2200メートル~2400メートルに限れば【28・22・13・70】(勝率21・1%、連対率37・6%)と驚異的な成績を残している。このレースでも2年連続で2着と好走しており、5頭が出走予定の今年はチャンス大といえる。

 そのなかでも最上位はショウナンパンドラ。近親にステイゴールドサッカーボーイなどがおり、母系は成長力に富み大舞台に強い。同じ京都でも内回りから外回りに替わるのは歓迎で、充実著しい今ならGI連勝の可能性は大いにある。

 昨年2着のラキシスは父ディープと相性のいい母の父ストームキャット。母は米国の重賞ウイナーで、母系からは米国を中心に活躍馬が多く出ている。底力は十分で、昨年のように馬場が渋ればなおいい。

 スマートレイアーは母の父ホワイトマズルがスタミナとスピードの持続力に優れ、父として京都外回りのGI勝ち馬を2頭出している。2200メートルは初めてだが、力を発揮できる。

 ヴィルシーナは母系が世界的名門。一昨年に2着で適性を証明しているだけに、休み明けでも軽くは扱えない。

 オークスヌーヴォレコルトは父がスタミナ豊富で大レースに強いハーツクライ。産駒は3歳春を過ぎてから驚異的な成長をみせるタイプが多く、伸びしろは見込める。

 サングレアルは父が持久力と成長力に富むゼンノロブロイで、半姉にGIを6勝を挙げた女傑ブエナビスタ(父スペシャルウィーク)がいる。広いコースで真価を発揮するタイプで、外回りへのコース替わりと距離延長は大きくプラスに働く。

 ディアデラマドレは京都外回りと相性のいいキングカメハメハ×サンデーサイレンスの配合。牝系は南米の名門で、母ディアデラノビアはこのレースに2回出走して(3)(4)着。適性は上々で、距離延長にも対応できる。

 同じキングカメハメハ×SSのアロマティコは昨年3着。伯父に京都外回りで重賞を2勝したインティライミがおり、舞台が替わって巻き返しが期待できる。 (血統取材班)

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