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【きさらぎ賞】血統診断

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 過去10年の優勝馬のうち、8頭がサンデーサイレンス系。直線が平坦の京都は一族のセールスポイントである瞬発力がフルに生きる。中でも活躍が目立つのがディープインパクトで、初年度産駒が出走した2011年から4年で3勝している。

 そのディープの産駒ポルトドートウィユが最上位だ。祖母はオークス、天皇賞・秋を制した女傑エアグルーヴで、日本を代表する名牝系の出身。伯母アドマイヤグルーヴエリザベス女王杯を連覇と、京都に強い。母の父はパワーとスピードに優れたクロフネで、1800メートルの適性も高い。

 同じディープ産駒レガッタの母系も甲乙つけがたい。母が秋華賞宝塚記念エリザベス女王杯を制した名牝スイープトウショウで切れ味と底力は超一流。ディープ×エンドスウィープは昨年の覇者トーセンスターダムと同じ配合で、血統の素晴らしさでキャリア不足を補えるかもしれない。

 同産駒グリュイエールも祖母ミスパスカリクロフネの半妹で、母系の質はいい。

 牝馬ルージュバックは父が菊花賞有馬記念、天皇賞・春を制したSS系マンハッタンカフェ。母はBCディスタフなど米GI6勝を挙げた名牝で、スピードの持続力と底力に優れている。配合のスケールは大きく、牡馬が相手でも差はない。

 ネオスターダムトーセンスターダムの半弟。父がネオユニヴァースに替わり、切れ味よりもスピードの持続力とパワーで勝負するタイプになった。

 アッシュゴールドはGI6勝のオルフェーヴル、GI3勝のドリームジャーニーの全弟。ステイゴールド×メジロマックイーンという“黄金配合”だが、オルフェはこのレースでは3着に敗れており、本格化はまだ先かもしれない。

 1日の京都で1日1場の新記録となる7勝を挙げたキングカメハメハ産駒はダノンリバティが出走。叔父にダートGI9勝のヴァーミリアンがいる母系も優秀で、血の勢いは侮れない。(血統取材版)

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