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今週のメインは、夏競馬唯一のGIIでサマー2000シリーズ第4戦の札幌記念(21日、札幌、芝2000メートル)。注目は何といっても、昨年の年度代表馬のモーリスだ。昨年以降はマイル路線を歩んできたが、今回は久々の中距離戦に臨む。GI4勝馬が試金石の一戦でどんな走りを見せるか、秋以降を占う意味でも目が離せない。
昨年の年度代表馬が、新境地を求めて出陣する。マイルGIで4勝を挙げるモーリスが、久々の中距離戦にスタンバイ。池田助手は気配の良さにうなずく。
「いい雰囲気になってきました。体がしっかりして、落ち着きもある」
長期休養明けの昨年、転厩とマイル路線への転向で才能が開花した。復帰戦から2連勝し、GIIIダービー卿チャレンジTで重賞初V。続く安田記念でGIも制すると、秋にはマイルCS、年末の香港マイルとGI3連勝を飾った。今年も初戦の香港GIチャンピオンズマイルを快勝。前走の安田記念2着で約2年ぶりの黒星を喫したが、さらなる進化を遂げるために陣営は新たな挑戦を決断した。
前走も折り合いに苦しんだだけに、距離が最大の鍵だ。2000メートル以上を走るのは、3歳時のGII京都新聞杯(2200メートル)7着以来。だが、当時とは馬の完成度が違う。さらに、父は2008年ジャパンCを勝ったスクリーンヒーロー、母の父は1994年凱旋門賞を制したカーネギー、祖母は2500メートルのアルゼンチン共和国杯を制したメジロモントレー。血の後押しもある。
池田助手は「血統面からは大丈夫そうで、距離は延びてもいい。乗り手が行かせる気になれば行くし、我慢させれば我慢できる」ときっぱり。2走前にコンビを組んだモレイラ騎手も「素晴らしい馬で、2000メートルでも大丈夫だろう」と不安は感じていない。検疫の関係で1頭だけでの調整を余儀なくされた前走時より、調教過程も順調に消化している。
ここで好走すれば、天皇賞・秋(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)参戦も視野に入ってくるはずだ。池田助手は「今後の路線が決まる試金石になるので、しっかり結果を出していきたい」と力を込めた。日本のエースを担うモーリスが、新たな世界を切り開く。 (川端亮平)
★展望
久々の中距離戦に挑む昨年の年度代表馬モーリスが注目の的。安田記念では折り合いを欠くシーンがあっただけに、先行馬不在の今回、コーナー4つのコースをどう乗り切るかが最大の鍵となる。春は今ひとつだったが、ヌーヴォレコルトも底力では牡馬にヒケを取らない。衰え知らずの古豪ヒットザターゲット、安定感のあるハギノハイブリッド、距離短縮で巻き返しを図るヤマカツエース、札幌巧者のネオリアリズム、レインボーラインなども上位をうかがう存在だ。
★京都新聞杯VTR
スタートで立ち遅れたものの、超ハイペースを楽に追走。外から徐々に順位を上げ、4コーナーでは好位まで進出する。直線に向くと先頭に立ったが、残り100メートルで力尽き、0秒5差の7着に終わった。ペースが速かったこともあって折り合いはつき、2000メートル地点では先頭。中距離に対応するスタミナがあることは示した。
★札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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