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秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(20日、京都、GI、芝1600メートル)の出走馬が17日に確定した。フルゲート18頭立てで混戦模様だが、注目はこの日、追い切りを行ったネオリアリズム(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)だ。タイムは平凡ながら、陣営の感触は上々。名手ライアン・ムーア騎手(33)=英国=とのコンビで、初のGI制覇を目指す。枠順は18日に確定。19日に前日発売が実施される。
あのモーリスを破った衝撃の札幌記念から3カ月。さらに成長したネオリアリズムが、今度は秋のマイル王決定戦でGI馬4頭を含む強豪を相手に番狂わせを演じようとしている。
ムーアを背に美浦トレセンのウッドチップコースに登場したネオは、僚馬ハナレイムーン(2歳新馬)を追走する形でスタート。道中は頭を上げるしぐさで気難しさを出していたが、そこは名手の腕の見せどころだ。ガッチリと押さえ込むと、直線でゴーサイン。外の若駒にみるみるうちに追いつき、楽々と併入に持ち込んだ。5ハロン71秒3という時計は平凡だが、堀厩舎にとって珍しいことではない。最後の1ハロンは12秒5の瞬発力だ。
「ヒー・イズ・ファイン(申し分のない状態)! 道中で頭を上げていたけど、最後はしっかり下げていたし、動きは良かったね」
思わずほころぶムーアの表情が好調の証しだ。ネオには約1年前のウェルカムSで騎乗。最後方追走から持ち前の末脚を爆発させ、見事に勝利へと導いた。「1年前より体が大きくなっている。あとは日曜のレースで成長を証明してくれれば」と、週末が楽しみな様子だ。先月は距離不安がささやかれたモーリスで天皇賞・秋を勝ち、仏GI凱旋門賞もファウンドで制している世界NO・1の名手。その後押しは何より心強い。
これまで一貫して中距離路線を歩んできたネオにとって、5歳秋に挑む初めてのマイル戦がこのGI。堀調教師は「札幌記念で逃げてしまったので、折り合いに気を使わなくてはいけない。それに重馬場のタフな競馬だったので馬体回復に時間をかけたので」と2つの理由を挙げた上で、「マイルの方がジョッキーは乗りやすいのでは」と距離短縮がプラスに作用する考えも示した。中距離路線にシフトした厩舎の看板馬モーリスに代わって、こちらでマイル王を取りに行くつもりだ。
そのモーリスは、次走の香港カップ(12月11日、シャティン、GI、芝2000メートル)で引退の予定。去りゆく名馬の後を引き継ぐためにも、ネオリアリズムがマイルCSでGI馬の仲間入りを果たす。 (柴田章利)
★ぶっちぎり首位
世界の主要レースにおける着順をもとに集計する「ロンジンワールドベストジョッキー」は、ムーア騎手が独走している。ロンジン社が制定した主要100レースで1着12ポイント、2着6ポイント、3着4ポイントが加算される仕組みで、2位以下の混戦を尻目に圧倒的な数値をマーク。マイルCSを含め、対象レースは残り3戦しかなく、2年ぶりの優勝は事実上、決まっている。ここまでに対象レースを8勝しているムーア騎手が今週、さらに点差を広げる可能性も十分にありそうだ。
★マイルチャンピオンシップの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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