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【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2021 Robertoやトニービン、Nijinsky、持続力や底力を強調できる欧州血脈が狙い目

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【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2021 Robertoやトニービン、Nijinsky、持続力や底力を強調できる欧州血脈が狙い目

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアルゼンチン共和国杯2021・血統予想をお届けします!


昨年は青葉賞から約6か月ぶりの実戦となったオルフェーヴル産駒のオーソリティが勝利。同馬は母ロザリンドがエピファネイアの全妹にあたる血統馬であり、父ステイゴールド系×母の父Roberto系という大まかな血統構成は18年の勝ち馬パフォーマプロミスとも通ずるものがあった。

また、種牡馬では14年フェイムゲーム、16年シュヴァルグラン、17年スワーヴリチャードと3頭の勝ち馬を出すハーツクライが存在感を示している。ハーツクライも名うてのスタミナ型種牡馬ではあるが、総じてアルゼンチン共和国杯ではRobertoやトニービン、Nijinskyといった持続力や底力を強調できる欧州血脈が狙い目とも言えるだろう。

オーソリティは、父オルフェーヴル×母ロザリンド(母の父シンボリクリスエス)。母系のシンボリクリスエスからRoberto、スペシャルウィークからNijinskyの血を引く。東京はいずれも芝2400m以上の重賞に出走して「2-1-0-0」、2着となった21年ダイヤモンドSにおいても勝ち馬との着差はクビ差で、当該競馬場での長距離戦は最も得意とするところ。昨年は骨折明け、大外枠と楽な条件ではないなかで完勝しており、2連覇を十分に見込める逸材。


ディアマンミノルは、父オルフェーヴル×母イソノスワロー(母の父デヒア)。昨年の勝ち馬と同じオルフェーヴルの産駒となり、本馬は2代母の父ラシアンルーブルを介してNijinskyの血を引く。戦歴からも道悪や上がりのかかるタフな展開でこそ真価を発揮するタイプと言えそうで、前走京都大賞典もスタミナを問われるロングスパート勝負になったことで持ち味を遺憾なく発揮できていた。長丁場の根競べは望むところだろう。

ロードマイウェイは、父ジャスタウェイ×母フェリス(母の父ジャングルポケット)。東京の長距離戦を得意とし、本競走でも好相性を示すハーツクライの直系。また、本馬は一昨年に従兄弟同士でワンツー決着を果たしていたムイトオブリガードタイセイトレイルの近親にあたることも強調しやすい。父系と母系からトニービンの血を引く血統構成も興味深く、底力を問われた前走京都大賞典での5着にこそ本質が垣間見えていた。


【血統予想からの注目馬】
オーソリティ ⑨ディアマンミノル ④ロードマイウェイ

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