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牡馬クラシック第1弾となる皐月賞(14日、中山、GI、芝2000メートル)の追い切りが10日、滋賀・栗東トレセンで行われ、3戦3勝のサートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎、牡3歳)はCWコースでGII連勝中の6歳馬シャケトラを含む3頭併せを行い、馬なりで最先着。調教評価は最高の『S』となった。初コンビを組むクリストフ・ルメール騎手(39)は「皐月賞、ダービーを勝てる」と早くも2冠宣言。14年ぶりとなる無敗の皐月賞馬へ、一歩近づいた。
土砂降りの中でも、走りは軽やかだった。サートゥルナーリアが、抑えきれない手応えでGII連勝中の年長馬シャケトラ(OP)を馬なりで圧倒。手綱を取ったルメール騎手の口調は、いつも以上になめらかだった。
「すごくいい感じで先週は時計が出ました。きょうは少し軽い追い切りだったけど、手応えはすごくよかった。コンディションは良さそうです」
前夜から降り続く雨の影響で重たくなった朝一番のCWコース。前にレッドウィズダム(1600万下)、後ろにシャケトラを置いた実戦さながらの形でスタートした。馬なりでリズムに乗っていき、4コーナーで早くも先頭に。最後は後ろから迫るシャケトラと“一騎打ち”。仕掛けられた相手に対して、最後まで楽な手応えのまま。古馬重賞ウイナーに余裕の走りで半馬身先着した。
6ハロン87秒2と、全体時計は遅めだが、重馬場でのラスト1ハロン11秒8は上出来。改めて能力の高さをアピールした。初コンビとなるルメール騎手は2週続けて騎乗して手応えをつかみ、「(乗ることが決まって)うれしかった。今年のクラシックはこの馬で皐月賞、ダービーを勝てると思います」と早くも2冠宣言だ。
昨年末、同舞台のGIホープフルSを制し、世代トップクラスのポテンシャルの高さを見せつけた。今回は中106日という異例のローテーションが鍵となるが、名手は「(中111日の)グランアレグリアで(先週の)桜花賞を勝つことができた。自信を持って乗りたい」と実績を強調。「コンディションはいいと思います」と自信をにじませた。
厩舎側も期待に応えるべく、調整には万全を期してきた。この日の3頭併せについて、辻野助手は「競馬では少し(ハミを)かむところがあるので、より刺激のある追い切りにして、ジョッキーに感触を確かめてもらうつもりでした」と意図を説明。「シルエットがシャープになって、中身もしっかりしてきました。ホープフルSより、馬の状態はできている」と仕上がりに胸を張った。
無敗での戴冠となれば、2005年のディープインパクト以来14年ぶり。エピファネイア、リオンディーズと、のちにGI馬となった兄でさえつかめなかった皐月賞のタイトルへ、一歩近づいた。 (山口大輝)
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★ルメールの有言実行VTR
昨年の桜花賞でアーモンドアイに騎乗し、直線一気の末脚でV。レース後、「すごい脚だったね。(オークスも)勝てると思います。トリプルクラウンを考えられます」と牝馬3冠を“予言”。続くオークスは道中6番手の先行策からV。秋華賞は4コーナー12番手から差し切り、有言実行の牝馬3冠を達成した。
★クラシック完全制覇だ
JRAのクラシック5競走(皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス)で、ルメール騎手は4競走で7勝。完全制覇へ残すは皐月賞だけとなっており、「ぜひ勝ちたい。今年はベストチャンスだと思います」と燃えている。
クラシック完全制覇を達成した騎手は栗田勝、保田隆芳、菅原泰夫、★武豊、河内洋、★池添謙一、★岩田康誠、★川田将雅の8人(★印は現役)。同じく完全Vへ皐月賞のみの福永騎手(ブレイキングドーン騎乗)とともに、今年の皐月賞で史上9人目、現役5人目の快挙なるか注目だ。
★母も兄もGI馬
サートゥルナーリアの母シーザリオ(父スペシャルウィーク)は、2005年のオークス馬。兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)は13年の菊花賞を勝ち、14年にジャパンCも制覇している。また兄リオンディーズ(父キングカメハメハ)も朝日杯FSをデビュー2戦目で制しており、皐月賞は5着だった。これまでJRAで母子&きょうだいでクラシックを制覇したのは、母アグネスフローラ(桜花賞)、子アグネスフライト(ダービー)、子アグネスタキオン(皐月賞)の1例だけ。
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