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春の東京5週連続GI第2弾、ヴィクトリアマイルが16日に行われる。主役は、昨年のJRA賞最優秀短距離馬グランアレグリア(美浦・藤沢和雄厩舎、牝5歳)だ。初の中距離戦で4着だった前走の大阪杯とは違い、今回は歴史的名牝のアーモンドアイを負かした昨年の安田記念と同じ東京芝1600メートルが舞台で、しかも牝馬同士。管理する藤沢和雄調教師(69)も「このコースだと言い訳できない」と不退転の決意で臨む構えをみせている。
調教師としてのラストシーズン、希代の伯楽が自らの名馬譜に新たな1ページを書き加えようとしている。ヴィクトリアマイルに藤沢和雄調教師が送り込むグランアレグリア。勝てば、かつて管理したタイキシャトルに並ぶ厩舎歴代最多のGI5勝馬となる。
「前走のあとも順調ですよ。使ったあとも元気が良かったし、やっぱり1回使うと(調整は)楽だからね」
こう話しながらトレーナーは、放牧から4月28日に茨城・美浦トレセンへ帰厩後、予定通りの調整過程を歩む管理馬を穏やかな表情で見つめる。
前走の大阪杯は無念だった。中距離でもやれることを証明すべく、実績のある1200メートルの高松宮記念参戦を見送り、昨年の3冠馬コントレイルをはじめとする中距離界の強豪馬たちに戦いを挑んだ。ところがレース当日は無情の雨。重馬場のターフにスタミナを吸い取られ、勝ったレイパパレから0秒9差の4着に敗れた。
「走りの手応えは良かったんだけど、追ってから踏ん張ることができなかった。速い脚を使うタイプだから、あそこまで馬場が悪くなってしまうとね。休み明けというのも、多少はあったかもしれません」
雪辱を期す今回、舞台は昨年の安田記念でアーモンドアイに2馬身半差の快勝を演じた東京1マイルだ。「東京はいいんじゃないのかい。マイルだったら大丈夫。このコースだと言い訳できないからね」と自信たっぷりに語るトレーナーにとって、このレースは2006年の第1回を、今回のグランと同じく桜花賞馬で5歳のダンスインザムードで制した思い出のある一戦。グランには、勝てば昨年の安田記念、マイルCSと合わせ、古馬芝マイルGI全制覇という4歳以上の牝馬のみに許された記録がかかる。
休養明け2戦目で、叩いた上積みも十分見込める。5日の1週前追い切りでは、美浦Wコースで6ハロン81秒1の好タイムをマーク。手綱を取った杉原騎手(本番はルメール騎手)が「道中は引っ張りきりの手応えなのに、ちゃんと我慢も利いていた」と絶賛するさすがの動きを披露。トレーナーは一緒にその動きを見届けたルメール騎手に向かって「クリストフ、(グランアレグリアは)もうおとなしくなっちゃって、つまらないよな」と笑顔で声をかけた。伯楽がつまらなく感じるほど完成の域に達した女傑。ベストの舞台、牝馬同士の戦い。覇権を譲る気は全くない。(内海裕介)
★名マイラーの宝庫…美浦・藤沢和厩舎1984年のグレード制導入以降、美浦・藤沢和雄厩舎はJRAの芝マイルGIで歴代最多の16勝をマークしている。その筆頭格がタイキシャトルでマイルCS(97、98年)、安田記念(98年)に加え、98年夏にはフランスのジャックルマロワ賞を勝ち、海外の芝マイルGIを日本調教馬として初制覇。スプリンターズS(97年)を含めてGI5勝をマークした。また、ダンスインザムードが2004年の桜花賞、06年ヴィクトリアマイルとGI2勝。これまで厩舎が挙げたJRA・GI全32勝(歴代1位)のうち、半数が芝1600メートルだ。振り返れば、厩舎初のGI制覇もマイル戦(93年マイルCS、シンコウラヴリイ)だった。
★ヴィクトリアMの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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藤沢調教師は口が軽いから信用できない〜