7月21日(日)の福島11RはジュライS(3歳以上リステッド・ダート1700m)が行われる。
ロバートソンキーは骨折による休養で、約1年7ヶ月ぶりのレース。今回が初のダート挑戦となる。芝では
天皇賞・春、
菊花賞に出走経験があり、G2の
オールカマーで2着、
神戸新聞杯では3着という実績の持ち主でもある。長期のブランク明けとなるが、楽しみの多い馬であることには間違いない。
エーティーマクフィは1勝クラス時に芝からダートへ転向し、その初戦で勝利を挙げている馬。これまでの成績は(4.9.4.3)と舞台を問わず堅実な走りを続けており、前走も勝ち馬からは離されたものの、休み明けながら仕上がりの良さを見せて2着と好走。先団の位置を取ることができ、上がりタイムも出せる馬だ。
マリオロードはオープンクラスへ上がってからは見せ場のないレースが続いていたが、前走
プロキオンSでは12番人気ながら3着。実力通り決まりやすいトラックバイアスのなか、大健闘と言っていいだろう。稍重以上の馬場で好走していることが多く、土曜から日曜にかけての降水量や馬場状態次第ではマークしておきたい馬である。
ショウナンライシンは3勝クラスに上がって4戦目の鶴ヶ城Sで勝利し、今回が昇級戦。福島は(2.2.0.0)と連対を外したことがない福島巧者でもある。しかもこの成績はすべて当レースと同じダート1700mともなれば信頼度はさらに増す。鞍上も前走に引き続き
柴田善臣騎手が跨る。ちなみに
柴田善臣騎手は今年の4勝中3勝はこの馬の所属する
大竹正博厩舎の馬で勝利しており、相性も抜群だ。
他には芝→障害と走り今回が初ダートとなる
オウケンムーンや、二桁着順続きではあるものの
フェブラリーSなど重賞戦線を戦ってきている
ケンシンコウなども注目したい。