ウィニングスマイル(競走馬)

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抹消  鹿毛 1983年3月30日生
調教師矢野照正(美浦)
馬主白井 フサ
生産者白井牧場
生産地門別町
戦績36戦[9-2-3-22]
総賞金20,429万円
収得賞金4,190万円
英字表記Winning Smile
血統 リイフオー
血統 ][ 産駒 ]
Lyphard
Klaizia
ヒルガオ
血統 ][ 産駒 ]
ステインテイノ
ロージズデー
兄弟 ラコンテスツバキヒメ
市場価格
前走 1990/06/24 CBC賞 G2
次走予定

ウィニングスマイルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
90/06/24 中京 11 CBC賞 G2 芝1200 16714--146** 牡7 58.0 小島貞博矢野照正 426
(-6)
1.09.3 1.035.2⑫⑫パッシングショット
90/05/13 東京 10 安田記念 G1 芝1600 1623--1513** 牡7 57.0 田村正光矢野照正 432
(-6)
1.34.0 1.635.6⑩⑪オグリキャップ
90/04/22 東京 11 京王杯スプリ G2 芝1400 1824--149** 牡7 58.0 田村正光矢野照正 438
(+2)
1.24.7 1.438.0④⑤シンウインド
90/03/18 中山 11 ダービー卿チ G3 芝1200 1178--35** 牡7 58.0 田村正光矢野照正 436
(-6)
1.09.6 0.735.8⑥④ヤマノタンポポ
90/02/17 東京 11 フェブラリー G3 ダ1600 1546--1211** 牡7 58.0 田村正光矢野照正 442
(+16)
1.38.1 1.4--⑤⑨カリブソング
89/11/19 京都 10 マイルチャン G1 芝1600 17714--815** 牡6 57.0 田村正光矢野照正 426
(0)
1.37.2 2.6--⑩⑩オグリキャップ
89/10/29 京都 11 スワンステー G2 芝1400 16714--96** 牡6 58.0 田村正光矢野照正 426
(-8)
1.22.5 0.8--⑬⑭バンブーメモリー
89/05/14 東京 10 安田記念 G1 芝1600 1836--77** 牡6 57.0 田村正光矢野照正 434
(0)
1.35.8 1.5--⑨⑩バンブーメモリー
89/04/23 東京 11 京王杯スプリ G2 芝1400 1759--82** 牡6 58.0 田村正光矢野照正 434
(-2)
1.23.3 0.2--⑩⑨リンドホシ
89/03/19 中山 10 スプリンター G2 芝1200 1267--21** 牡6 57.0 田村正光矢野照正 436
(-4)
1.09.3 -0.335.9⑦⑦プリンシプル
89/02/18 東京 11 フェブラリー G3 ダ1600 16713--65** 牡6 57.0 田村正光矢野照正 440
(0)
1.37.8 0.6--⑩⑫ベルベットグローブ
89/01/29 東京 10 銀嶺ステーク OP ダ1400 1469--27** 牡6 57.0 田村正光矢野照正 440
(-4)
1.25.4 1.2--⑥⑦ベルベットグローブ
88/12/24 中山 11 クリスマスス OP 芝1600 1268--22** 牡5 57.0 田村正光矢野照正 444
(+4)
1.34.3 0.235.2④⑦⑦トウショウマリオ
88/12/04 中山 11 ダービー卿チ G3 芝1600 1612--37** 牡5 56.0 田村正光矢野照正 440
(+6)
1.34.2 0.636.4ウインドストース
88/11/06 東京 11 根岸ステーク G3 ダ1400 14711--41** 牡5 55.0 田村正光矢野照正 434
(+2)
1.24.4 -0.1--⑧⑥ツクバセイフウ
88/10/01 新潟 9 オータムスプ OP 芝1200 866--33** 牡5 53.0 武藤善則矢野照正 432
(-4)
1.10.1 0.335.9⑤⑤クールハート
88/09/11 新潟 11 京王杯オータ G3 芝1600 10810--44** 牡5 54.0 武藤善則矢野照正 436
(+14)
1.34.2 0.1--ホクトヘリオス
88/08/07 福島 9 関屋記念 G3 芝1200 1422--27** 牡5 57.0 武藤善則矢野照正 422
(-4)
1.11.3 0.437.1⑥⑥ヒシノリフオー
88/07/17 福島 11 やまびこステ OP 芝1200 1244--51** 牡5 53.0 武藤善則矢野照正 426
(-4)
1.11.7 -0.537.2プリンシプル
88/06/05 東京 10 是政特別 1400万下 ダ1600 1522--73** 牡5 58.0 田村正光矢野照正 430
(0)
1.37.6 0.3--ダイナサプライズ

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第52回は1987年の根岸S優勝馬グレースシラオキを取り上げる。


2020年夏の浦和でのデビューから門別を経由して、現在金沢の菅原欣也厩舎に所属しているグレースシラオキという牝馬がいる。同馬は浦和の下級条件戦を1勝しただけの何の変哲もない存在なのだが、特筆すべきはその名前。由来は公式に「母母母母名」とされている。同馬の4代母の名前もグレースシラオキといい、全く同じなのだ。こういったケースは少なくとも本邦ではかなり珍しいはずである。

現役の“2代目”グレースシラオキはともかくとして、1984年に生まれた“初代”グレースシラオキはこんな馬だ。公営大井でデビューし、新馬戦を勝つなど2歳時に5戦2勝。5戦目の東京3歳優駿牝馬(旧馬齢表記)にてスタードールの8着に敗れた後中央に転厩し、いきなりG3のクイーンCに挑戦するもシンガリ負け。その後は芝の条件戦を地道に使われて夏に1勝をマークしたが、10月のG3・クイーンSで再びシンガリ負けを喫した。芝のオープンクラスは家賃が高かったようだ。

管理する美浦・清水美波調教師はグレースシラオキを再びダートへ転じさせる。すると中1週で出走した900万下条件戦(東京ダート1600m)を1分35秒3のレコード駆けで勝利。その勢いのまま、1987年に新設されたG3競走である第1回根岸Sに挑んだ。鞍上は当時36歳の、翌週のエリザベス女王杯にてタレンティドガールで金星をマークすることになる蛯沢誠治騎手だった。

第1回根岸Sは現在と同距離の東京ダート1400mの条件で行われた。人気を集めたのは引退間際の加賀武見騎手が乗るタイガールイス。初ダートの3歳牝馬ウインホイッスルがそれに続いたが、混戦の感は否めなかった。その他、ユキノローズラブシックブルース、ドウカンテスコなど芝の重賞ウイナーがこぞって参戦してきた辺り、いかにも初回のダート重賞といった様子でごった煮感があった。当のグレースシラオキは単勝6番人気。賞金別定戦で51キロの恵量を活かせるかどうか。

ダッシュ力に定評のあるオンステージがハナ。グレースシラオキは好位につけ、人気のタイガールイスは後方待機。3コーナーからウィニングスマイルやガルダンサー、ユキノローズといった面々が一斉に仕掛けて急流に。蛯沢騎手はその外目を回して、ワンテンポ遅らせる形でスパートした。するとまずウィニングスマイルが抜け出したが、外からグレースシラオキが襲い掛かる。激しい追い比べを制したのはグレースシラオキだった。彼女が残り100mほどで先頭に立ち、タイガールイスの追撃を完封した。

グレースシラオキを生産した中山牧場はシラオキ系にこだわりを持っていた生産者。この頃には在来牝系の一つとして古臭いイメージを持たれていたようだが、スーパーファントムやマルブツロンリーが重賞勝ちをマークした1987年はシラオキ系復権の年だった。時代は下って、デビュー時に好事家の関心を惹いた当代のグレースシラオキは金沢移籍時にオーナーが替わってしまい、成績からしても繁殖入りできるかは怪しいが、その馬名が由緒正しきものであることは心に留めておきたい。

グレースシラオキ
牝 黒鹿毛 1984年生
父ノノアルコ 母ニッコーテスコ 母父テスコボーイ
競走成績:中央16戦3勝 地方5戦2勝
主な勝ち鞍:根岸S

(文:古橋うなぎ)

【中央重賞懐古的回顧】1989年スプリンターズS 「G2時代最後の勝ち馬」ウィニングスマイルと日本競馬 2022年9月26日(月) 15:00


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第19回は1989年のスプリンターズS優勝馬ウィニングスマイルを取り上げる。


サクライワイ、メイワキミコ、サクラシンゲキといった名うての快速馬が歴史を重ね、1984年に優勝したハッピープログレスによってグレード競走として拓かれたスプリンターズS。ただ、グレード制が敷かれた同年はまだ一介のG3であって、安田記念マイルCSといったマイルG1ほどは重きを成さず、中央競馬の一部門として独立するには至らなかった。それでも日本競馬の発展や成熟、あるいは競走馬の生理学的見地からその立場が見直されていき、時代が下って1987年にG2へ格上げされた。1989年にスプリンターズSを制覇したウィニングスマイルはG2時代最後の勝ち馬である。

その1989年のスプリンターズS。1番人気には前年のクリスタルC優勝馬ツジノショウグンが推されて、ダートの根岸S勝ちがある6歳牡馬ウィニングスマイルは2番人気であった。前年のダービーにてハナを切ったアドバンスモアが予想通りの逃げ。前半3ハロンは32秒7を刻み、掛かり癖のあるウィニングスマイルには願ってもない展開となった。中団待機から3角で位置取りを悪くする場面もあったが、鞍上の田村正光騎手が進出を図ると馬群がバラけて、一旦先頭に立ったプリンシプルを直線半ばで交わし切り、馬場の真ん中を爽快に突き抜けた。

ウィニングスマイルが芝とダートの両方で重賞制覇を成し遂げたことは確かに意義があった。だが後々メンバーを精査すると、重賞ウイナーは人気2騎に9着グレースシラオキを加えた3頭だけ。「A級馬と比較するとどうしても見劣る」とはレース後の田村騎手の弁だが、当時のスプリンターズS安田記念を頂点とする春の短距離路線の使いだしに当たるため軽く見られていた事情があった。また、出ていれば人気を集めていたはずのシンウインドダイワダグラスが回避したことで、より一層寂しいメンツになってしまったことも否めない。

その後ウィニングスマイルは「春の短距離三冠」に皆勤したが、京王杯SCリンドホシの2着、続く安田記念ではバンブーメモリーの7着に終わり、以降さしたる成績を残すことなく翌1990年7月に引退・種牡馬入りした。この1990年の12月にスプリンターズSはG1競走として新装開店する。先述のバンブーメモリーが初代王者となるわけだが、前年に続いて出走表に名を連ねた馬はアドバンスモアだけで、同馬は16頭中16着であった。

今現在のスプリンターズSの存在は国内芝短距離路線の頂点として揺るぎない。そしてスプリント路線はマイル路線と分化した上で並立するに至った。それでも2歳や3歳の世代限定スプリントG1が誕生していない現状を考えると、日本競馬は未だ発展の途上にあると言える。1990年の英国年度代表馬は史上最強スプリンターと名高いデイジュール。一方本邦に世界的な専業スプリンターが現れるにはなお時間を要した。サクラバクシンオーロードカナロアといった存在は、ウィニングスマイルバンブーメモリーを含む数多の競走馬が積み重ねた歴史の上に成り立っていることを、我々は忘れてはならない。

ウィニングスマイル
牡 鹿毛 1983年生
父リィフォー 母ヒルガオ 母父スティンティノ
競走成績:中央37戦9勝 
主な勝ち鞍:スプリンターズS 根岸S

(文・古橋うなぎ)

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