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13日に香港シャティン競馬場で行われた第29回ロンジン香港カップ(GI、芝2000メートル、1着賞金1425万香港ドル=約2億2800万円、ゲイロショップ出走取消で13頭立て)は、武豊騎手騎乗の9番人気エイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎、牡4歳)が逃げ切って優勝した。勝ちタイムは2分0秒60(良)。日本馬による香港カップ制覇は、1995年フジヤマケンザン(当時はGII)、98年ミッドナイトベット(同)、01年アグネスデジタルに続き、14年ぶり4度目となった。1馬身差の2着にも6番人気ヌーヴォレコルトが入り、日本馬のワンツーフィニッシュ。さらに1馬身1/4差の3着は香港の3番人気馬ブレイジングスピードだった。
千両役者が完璧な逃げ切り劇を演じてみせた。武豊騎手に導かれてスムーズにハナを奪ったエイシンヒカリが、堂々と押し切って1馬身差でV。初のGI制覇を、この大舞台で成し遂げた。2着にもヌーヴォレコルトが入り、日本馬のワンツーフィニッシュという快挙だ。
外枠からスタートを切ったエイシンヒカリは、ダッシュ良く飛び出して1コーナーでハナへ。そこから絶妙のペースに持ち込み、決して速いペースではないにもかかわらず、縦長の展開をつくり出した。まさにユタカ・マジック。余力たっぷりに直線に向くと、インから猛然と追い込むヌーヴォレコルトを寄せ付けず1馬身差で押し切った。ゴールでは軽く左こぶしを握って勝利をアピールする余裕のV。武豊騎手の香港GI制覇は、2001年の香港ヴァーズ(ステイゴールド)以来2度目で、海外GI制覇は07年のドバイデューティフリー(アドマイヤムーン)以来、8年ぶりとなる。ディープインパクト×ストームキャットの“黄金配合”から、またビッグタイトルを手に入れる馬が誕生した。
中団の後ろでインを追走し、直線もロスなく立ち回って猛然と追い上げたヌーヴォレコルトが2着を確保。差し脚にかけたステファノスは10着、サトノアラジンは11着に終わっている。
エイシンヒカリは、父ディープインパクト、母キャタリナ、母の父Storm Catという血統。北海道新ひだか町・木田牧場の生産馬で、(株)栄進堂の所有馬。通算成績は11戦9勝(うち海外1戦1勝)。重賞はGIIIエプソムC、GII毎日王冠(2015年)に次いで3勝目。坂口正則調教師、武豊騎手ともに香港Cは初勝利。
◆坂口正則調教師「馬はいつになく落ち着いていて、それが功を奏しました。うまくハナに行けたことが全てだと思います」
◆武豊騎手「馬のコンディションはすごく良かったので、いいレースができると思っていました。迷いなく逃げたかったので、これは作戦通りにいけました。道中行きたがっていたところもありますが、ギリギリ我慢できて暴走せずよかったです。直線に入って加速し、残り100メートルで勝利を確信しました。やっと勝てたレースですし、先代オーナー(平井豊光氏)が香港競馬に情熱を持っていたので勝利できてよかったです」
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