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【AJCC&東海S】伝統の中山重賞、フェブラリーS前哨戦の注目点

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【AJCC&東海S】伝統の中山重賞、フェブラリーS前哨戦の注目点

★1984年以降、前年の菊花賞2着馬は3着以内率100% 重賞初制覇を目指すオーソクレース/AJCC

 昨年の菊花賞2着馬オーソクレース(牡4歳、美浦・久保田貴士厩舎)が、アメリカジョッキークラブCに登録している。同馬は2歳時にホープフルSで2着に入ったが、その後は休養に入り、昨年春のクラシックには出走できなかった。オーソクレースは約9カ月の休養を挟んで出走したセントライト記念で3着に入った後、続く菊花賞でも2着と好走しており、今回は菊花賞以来、約3カ月ぶりの出走となるが、アメリカジョッキークラブCで初の重賞タイトルを手にすることができるかどうか。同馬にはC・ルメール騎手が騎乗予定。なお、グレード制が導入された1984年以降、前年の菊花賞2着馬はアメリカジョッキークラブCに5頭が出走し3勝、3着2回という成績を残しており、昨年はアリストテレスが重賞初勝利を挙げている。

★4年ぶりの制覇狙うダンビュライト 2年連続3着のラストドラフトも参戦/AJCC

 2018年のアメリカジョッキークラブC勝ち馬ダンビュライト(セン8歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、4年ぶりの同レース制覇を狙う。同馬は19年の京都記念1着以降は勝利から遠ざかっているが、昨年は京都記念名古屋グランプリで3着に入っており、8歳初戦となるアメリカジョッキークラブCでの走りにも注目が集まる。JRA同一重賞を4年ぶりに勝てば、カブトヤマ記念でのヒダカハヤト(90年→94年)、中山記念でのローエングリン(03年→07年)、中山大障害でのオジュウチョウサン(17年→21年)に続く4例目となるが、ダンビュライトは久々の勝利を挙げるごとができるかどうか。

 また、ラストドラフト(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)は、3年連続のアメリカジョッキークラブC参戦となる。同馬は過去2年のアメリカジョッキークラブCでいずれも3着に入っているが、“三度目の正直”で同レース初勝利を挙げることができるかどうか。なお、ラストドラフトには戸崎圭太騎手が騎乗する予定。

★史上3頭目の東海S連覇なるか 中京で重賞2勝を挙げるオーヴェルニュ/東海S

 昨年の東海Sを制したオーヴェルニュ(牡6歳、栗東・西村真幸厩舎)が、同レース連覇を目指す。同馬は前走のチャンピオンズCこそ6着に敗れたものの、中京のダート戦で4戦3勝という成績を挙げており、東海S平安Sと重賞2勝を挙げている。東海Sを連覇すればナリタハヤブサ(90・91年)、ハギノハイグレイド(01・02年)以来3頭目となるが、オーヴェルニュは今年も勝利を挙げることができるかどうか。Vなら、史上9頭目の中京平地重賞3勝馬となる。

★通算35戦目で初のダート戦に挑むカデナ 大井から参戦のサルサディオーネにも注目/東海S

 東海Sに登録しているカデナ(牡8歳、栗東・中竹和也厩舎)は、これまで芝のレースに出走を続けており、16年の京都2歳S、17年の弥生賞、20年の小倉大賞典と重賞3勝を挙げている。同馬は今回が通算35戦目で初のダート戦出走となるが、20年の小倉大賞典以来となる勝利を挙げることができるかどうか。なお、カデナには和田竜二騎手が騎乗する予定。

 また、今年の東海Sには、地方・大井競馬所属のサルサディオーネ(牝8歳、堀千亜樹厩舎)が出走予定。同馬は16年にJRAでデビューして4勝を挙げ、19年霜月S13着の後にJRA登録を抹消して大井競馬に移籍、その後にダート交流重賞で4勝を挙げているが、約2年2カ月ぶりのJRA出走でどのような走りを見せるだろうか。同馬には大井競馬所属の矢野貴之騎手が騎乗予定。なお、地方所属馬がJRAのダート重賞を勝てば、03年の東海Sを制したゴールドプルーフ(愛知)以来19年ぶりとなる。

★先週は2日連続重賞Vの金子真人HD(株)所有馬 AJCC東海Sに各2頭が登録

 15日の中京で実施された愛知杯は1着ルビーカサブランカ、2着マリアエレーナという結果となり、金子真人ホールディングス(株)所有馬が1、2着を独占した。また、16日の中京で実施された日経新春杯でも同馬主の所有馬ヨーホーレイクが勝ち、金子真人ホールディングス(株)は2日連続の重賞制覇を遂げている。

 金子真人ホールディングス(株)の所有馬は23日のアメリカジョッキークラブCにはポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)、ボッケリーニ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)、東海Sにはグレートタイム(牡7歳、栗東・藤原英昭厩舎)、ハヤヤッコ(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎)が登録しているが、今週も重賞で勝利を挙げることができるかどうか。なお、ポタジェには川田将雅騎手、ボッケリーニには横山武史騎手、グレートタイムには岩田望来騎手、ハヤヤッコには池添謙一騎手が騎乗予定となっている。ちなみに、池添謙一騎手がJRA重賞で金子真人ホールディングス(株)所有馬に騎乗すれば、12年毎日杯マウントシャスタ2着以来10年ぶりとなる。

AJCCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★東海Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★【AJCC】レース展望★【東海S】レース展望

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