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【血統アナリシス】中山金杯2022 ダンスインザダークに所縁ある血統が存在感を示す

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【血統アナリシス】中山金杯2022 ダンスインザダークに所縁ある血統が存在感を示す

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は日刊スポーツ賞中山金杯・血統予想をお届けします!


過去10年で複数回にわたって勝ち馬を出している種牡馬はステイゴールド(3勝)とキングカメハメハ(2勝)。母の父まで含めればダンスインザダークの血を引く馬の好走が目立ち、13年1着タッチミーノット、15年1着ラブリーデイ、20年1着トリオンフなどが該当する。また、12年の勝ち馬フェデラリストにおいてはダンスインザダークの甥にあたる血統馬だった。

なお、昨年はハーツクライ産駒の1番人気ヒシイグアスが勝ち、2着ココロノトウダイ(父エイシンフラッシュ)、3着ウインイクシード(父マンハッタンカフェ)と有馬記念で好走実績のある種牡馬の産駒が上位を占めた。タフな冬の中山で施行されることもあり、総じてスタミナや持続力に秀でた血統を評価すべきだろう。

スカーフェイスは、父ハーツクライ×母スプリングサンダー(母の父クロフネ)。伯父に05年天皇賞(春)を勝ったスズカマンボがいる血統で、母はJRAの芝1200~1400mで5勝。本馬は父が昨年の勝ち馬を出しているだけでなく、近親に好相性を示すダンスインザダークがいる血統背景を評価しやすい。前走は勝ち馬にこそ離されたものの、2着馬とは0秒2差、上がり3Fは最速タイ。重賞でも通用する決め手はあるので、差し脚の活きる展開になって欲しいところだろう。


レッドガランは、父ロードカナロア×母ダンスオンザルーフ(母の父シンボリクリスエス)。2代母ダンシングサンデーはダンスインザダークの全妹。また、父キングカメハメハ系×母の父Roberto系という大まかな血統構成は16年の勝ち馬ヤマカツエースと同じ。本馬は12~2月「2-1-4-1」の寒い季節に安定した成績を残しており、着外の21年京都金杯も上がり3Fは最速だった。スタミナには自信のあるファミリーなので、久々の2000mで新味を出せるか注目したい。

ウインイクシードは、父マンハッタンカフェ×母イクスキューズ(母の父ボストンハーバー)。ウインキートスの半兄にあたる血統で、母は07年クイーンカップの勝ち馬。本馬は20年2着、21年3着とリピート好走しているだけでなく、21年中山記念でも3着になるなど、中山競馬場の1800~2000mでは10戦して一度も掲示板外に敗れていない堅実さが光る。近走のレースぶりからも衰えは感じられないだけに、ハンデも据え置きとあれば再度の好走にも期待できそうだ。


【血統予想からの注目馬】
スカーフェイス ⑧レッドガラン ⑯ウインイクシード


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