春の東京開催を締めくくる28日のメーンは「パラダイスS」。リステッドだけに絶対的な存在はなく、フルゲート必至の大混戦となりそうだ。
安田記念をパスして勝ちにきているのが、
ストーミーシー。前2走は重賞でともに7着だったが、3走前のL東風Sは好位から抜け出し勝ち切った。2着
アストラエンブレムは次走のL谷川岳Sを勝っており、レースのレベルもそれなりに高かった。
「在厩で調整。
安田記念も登録したけど、疲れが尾を引いていたので、ここまで出走を延ばしました。先週の坂路はいい動きだったし、体調は戻ってきた。結果を出したい」と
斎藤誠調教師。同じ舞台の前走・
京王杯SCは勝った
ダノンスマッシュに0秒6差で、Lなら十分に首位候補だ。
ライバルの筆頭は
スマートオーディン。前走の安土城Sは6着も、上がり3F33秒4は最速だった。昨年の
阪急杯を勝ったように1400メートルがベストで、直線が長い東京は合いそうだ。
藤沢和厩舎は、
アルーシャと
ムーンクエイクがスタンバイ。ともに左回りの1400メートルがピッタリとはまる。(夕刊フジ)
★パラダイスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載