【阪神カップ】イスラボニータがラストランで有終V!
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12月23日(土) 15:54
12月23日の阪神11Rで行われた第12回
阪神カップ(3歳以上オープン、GII、芝1400メートル、定量、18頭立て、1着賞金=6700万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の2番人気
イスラボニータ(牡6歳、美浦・
栗田博憲厩舎)がラストランをレコード勝ちで飾った。タイムは1分19秒5(良)。
ハナを切ったのは
アポロノシンザン、
イスラボニータは4頭並びの2番手争いからスッと離脱、中団からレースを進める。直線は外めに進路を選択して、好位から早めに抜けた
ダンスディレクターに並んだところがゴール。ハナ差でラストランをVで締めくくった。
2着の
ダンスディレクター(7番人気)から、さらに1馬身1/4差遅れた3着に
サングレーザー(3番人気)。1番人気の
モズアスコットはさらに1馬身1/4差遅れた4着に敗れた。
阪神カップを勝った
イスラボニータは、父
フジキセキ、母イスラコジーン、母の父コジーンという血統。北海道浦河町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は社台レースホース。通算成績は25戦8勝。重賞は2013年
東京スポーツ杯2歳S・GIII、2014年
共同通信杯・GIII、
皐月賞・GI、
セントライト記念・GII、2017年
マイラーズC・GIIに次いで6勝目。阪神Cは、
栗田博憲調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初優勝。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着
イスラボニータ)「
イスラボニータにとっての最後のレースなので勝ちたかった。いいポジションが取れたし、とてもいいレースでした。ゆっくりかわせたけど、よかった。決勝戦では前にいられましたから」
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【阪神カップ】入線速報(阪神競馬場)
阪神
12月23日(土) 15:47
【阪神カップ】栗田博師、イスラのラストランに感慨「無事に」
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12月23日(土) 05:00
2014年の
皐月賞馬
イスラボニータが阪神11R・
阪神カップでラストランを迎える。ここまで積み重ねた重賞タイトルは5つ。栗田博調教師は「2歳のときから一線級で頑張り続けてくれた。元気いっぱいだし、今回も満足のいく仕上がり。最後にもうひと頑張りだけど、スムーズに運んで無事に走ってくれれば」と感慨深げに送り出す。来年、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。
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【阪神カップ】短距離界の中核へ躍進!アスコットV5だ
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12月22日(金) 12:03
モズアスコットが未勝利からの4連勝でGIIに駒を進めてきた。4戦すべてが圧勝といっていい内容だから、どこまで強くなるのか興味は尽きない。「けいこは反応が良かったし、速い時計が出た。コンディションはいいね。前走が強い勝ちっぷり。GIIになって相手は強くなるが、いいスピードを持っているし、好勝負してくれると思う」と、C・デムーロ騎手も自信満々。5連勝でGIIを制し、一気に短距離界の中核へ躍進だ。(夕刊フジ)