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毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第11回は皐月賞について教授・豚ミンCプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【教授】独自指数×前売りオッズで期待値自動算出!統計的な"買い"な馬に注目!
オリジナルのスピード指数と前売りオッズを統計解析。出走全馬の勝率、複勝率を再計算し、期待値の高い買い目を自動算出。日夜、回収率向上と格闘する教授プロに皐月賞の予想についてお聞きしました。
―予想にプログラミングやスピード指数を活用されているとのことですが、同様の手法を取る予想家はほかにもいると思います。ご自身の独自性があればお願いします。
馬場差、斤量だけでなく、位置取りやペースにも補正をかけていますので、2、3着馬の指数が、1着馬より高くなることもめずらしくありません。指数が高くても配当が見合わなければ本命、相手馬にはしないので、純粋なスピード指数派とは言えないかもしれませんね。
―ありがとうございます。早速ですが、皐月賞出走馬の指数はどう出ているでしょうか。
私の指数でも下馬評どおり、近来稀にみる混戦と出ています。能力比較は常に大切ですが、それと同時に今回は、「揉まれる競馬の経験の有無」や「乱ペースへの対応力」も問われるレースになると見ています。
―レース経験の少ない馬は難しいですよね。コースへの対応力も重要かと思います。コース適性という意味で、気にかかる馬はいるでしょうか。
3歳春の段階では、距離適性はあまり問われないと思います。ただ、中山内回りの適性を考慮することは大切です。有力馬の中では、ソールオリエンスが多頭数、G1ペースの中山2000mに対応できるかが気になります。
―過去2戦は、どちらも少頭数で緩ペースでしたね。
そのとおりです。直線だけの瞬発力勝負なら非凡なものがありますが、今回は無理に好位置確保に動けば直線脚が鈍る可能性は否めませんし、このメンバーで中山内回りを後方から大外一気は難しそうです。実際、横山武史騎手も「トモの甘さ」を指摘していて、後方からの競馬になる公算のほうが高そうです。
―色んな記事で見かけますね、トモの甘さの指摘は。ステップレースのレベルをどうお考えでしょうか。
今年は、昨年の共同通信杯のように、飛び抜けて高い指数のレースはありません。ただ、レースの質という意味で、スプリングSはスタートから最後までペースの落ちない先行馬に厳しい締まったレース。共同通信杯は前半好位置争い、中間の折り合いの良さを試されるレースとなりました。ホウオウビスケッツ、ファントムシーフ、タスティエーラは本番前に良い経験をしたと思います。
―ここで、ホウオウビスケッツが挙がりますか。共同通信杯の見解も、とても参考になります。勝ち馬ファントムシーフの評価をお願いします。
ホープフルSでは出遅れや勝負どころの反応の悪さもあって、100%能力を発揮できませんでしたが、前走の勝ちで能力の高さは再確認できました。共同通信杯組のその後の活躍も同馬の優秀さを後押しています。
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―共同通信杯4着のタスティエーラが、次走弥生賞を勝ちましたよね。その2着はトップナイフでした。両者の指数はどう出ていますか。
私の指数ではタスティエーラは一戦ごとに右上がり、トップナイフはここ4戦ほぼ横ばいで推移しています。成長曲線どおりなら、本番もタスティエーラに分があります。
―順当ならタスティエーラが上なんですね。反対に、トップナイフが上にくるならどのようなケースが考えられるでしょう。
トップナイフはやや切れ味不足、立ち回りのうまさが武器の馬なので、控えてよいとは思えません。逆転があるなら、時計の掛かる馬場で、楽に好位を取れる展開になったときでしょう。
―雨予報もあるので尚更難しいです。下手な三角関係のようですが、タスティエーラによるファントムシーフ逆転はあるでしょうか。
タスティエーラは共同通信杯の時点でキャリア2戦目でしたので、ファントムシーフとの勝負付けはまだ済んでいないと考えています。ただ、成長過程のこの時期に、短い間隔で使ったことだけが気がかりです。
―状態面も加わると、いよいよわからなくなります…。別路線で、きさらぎ賞のフリームファクシは、やや折り合いに難があるような気もしますが、この馬のベスト条件はどのあたりとお考えですか。
ゴール前で大きく失速するわけではないので、それなりに折り合えているような気がします。ただ、口向きの悪さと、馬群を嫌う傾向は伺えますね。スピードの持続力を求められる、マイルから2000mぐらいまでのレースに適性を感じます。現段階では、すんなりと好位の外目に着けられる展開にならないと大凡走もあり得ると思いますが、条件が合えば大きく抜け出すだけのポテンシャルも感じます。近2走の指数は他の有力馬と遜色ないので、気性の悪さとローテーションの地味さによって、人気にはなりにくいのは魅力です。
―折り合いではなく、馬群ですか。となると、枠順は重要になりますね。最後に現状どの馬を中心視しているかお聞かせください。
配当を気にしなければ、有力候補はシャザーン、ショウナンバシット、タスティエーラ、ダノンタッチダウン、ファントムシーフ、フリームファクシ、ホウオウビスケッツ。最終的には馬券的妙味最優先で、最大5頭に絞ります。
取材後記:論理的かつ、明快にご回答いただきました。ホウオウビスケッツ号に注目します!
【豚ミンC】庶民にやさしく、効き目抜群ですぐはつらつ!その“神眼“で見抜く◎!!
10年間の厩務員生活を経て、友人のすすめきっかけにプロ予想家へ。レースリプレイの検証で妙味ある穴馬を見抜く豚ミンCプロに皐月賞の予想についてお聞きしました。
―混戦模様に映りますが、予想のポイントはどのあたりになるでしょうか。
かなりの混戦だと思います。このレースを依頼するのは嫌がらせですよ(笑)。ポイントは、どの馬が強いかしっかり見極めることとしか言えないですね。
―舞台適性的にはどうでしょう。中山芝2000mが合う合わないと考える馬がいればお願いします。
右回りなので、左回りしか経験のない馬だと戸惑うかもしれませんが、出走馬にいますかね?すっと挙がってくる馬はいないですね。
―大箱がいいか、今回のような小回りがいいかという観点だとどうですかね。
う~ん、どうだろうな。そもそも、私に小回りという概念はあまりないんですよ。
―へえ。もう少し詳しくお願いします。
昔は、コーナーがとか、小回りだからとかありましたが、競走馬って育成の頃からもっときついコーナーで走っている馬がほとんどなのであまり関係ないと思っています。実際、同期の助手も「※札幌と函館でなんも変わらん」て言ってましたし(笑)。地方の小さい競馬場や超大跳びやキリンみたいな馬なら影響が出てくるかもしれませんが…。
※札幌は函館に比べてコーナーが緩い。
―キリンみたいな馬(笑)。ご自身の騎乗経験からも、同感といった感じでしょうか。
そうですね、私も育成のもっときついコーナーで走ったことがありますが、例外的な馬は別として、大半の馬はとりあえず曲がって行きます。小回り云々なんて、馬にさえまともに乗った経験のない予想家が言ってることでしょ?育成の人からすれば競馬場ならどこも気持ちよく回ってくる感じかと思います。
―なるほど。たしかに乗ってないでしょうね、ほとんど。では、前哨戦のなかでレベルの高いと思うレースはありますか。
共同通信杯は、負けた馬がその後の重賞を勝っているので、レベルが高いと考える方が多いかもしれません。ただ、結局相手が弱いような気もしていて、どの路線もどっこいどっこいのような気もします。なのでそれらと直線戦っていないスプリングS組とかはもしかしたら面白いかもですね。
―スプリングSは、緩みないペースに映りますが、最も強い競馬をしたのはどの馬と考えますか。
展開面を考えると2着のホウオウビスケッツが強い競馬をしたことになるんですかねえ。穴で狙ってみてもいいんじゃないでしょうか。
―勝ったべラジオオペラの1ハロン延長はどうみていますか?
距離はやってみないと分からないです。雰囲気的には2000mでも問題ないと思いますが。
―やってみないとの部分が多いですよね。京成杯を勝ったソールオリエンスが、ハイペースをこなせるかどうかも難しいでしょうか。
わからないですよね、本命を打つなら、ハイペースになっても大丈夫、という希望的な観測が出るだけです。
―では、共同通信杯2着タッチウッドですが、出遅れからハナに立つ前走のような競馬をしたために、制御が利かなくなる可能性はあるでしょうか。
前走は出遅れたために目立っただけで、初戦もギリギリでしたからね。皐月賞も枠次第では出遅れて御せずは普通にあると思います。今回は武騎手ですか。ピューッて行っちゃうかもしれませんね。
―タッチウッドは枠に注目ですね。現状、中心視しているのはどの馬でしょうか。
え~う~ん、フリームファクシかなぁ。ほとんど鞭使ってないですよね、この馬。全能力発揮したら面白いかもしれない。うん、理由はあんまり鞭を使ってないからです(笑)。
―(笑)。では、人気サイドで、危険だと思う馬がいればお願いします。
ソールオリエンスです。京成杯の4角と同じことをしたら危険じゃないですか。あれっ、そういう危険じゃなかったです?
―そっちの危険で(笑)。ええと…最後に、挙がらなかった馬のなかで、注目している馬がいましたらお願いします。
出られたらグラニット。大逃げしてくれれば面白いので出てほしいでです。
取材後記:私はいつか馬に乗ります。そして『危険』な人気馬はソールオリエンスでした。
以上、プロ予想家2名の皐月賞への見解と注目馬を紹介しました。小回りへの見解が分かれるという、面白いですねえ競馬は。
(文・垣本大樹)
⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。
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