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中京記念 G3

日程:2024年7月21日() 小倉/芝1800m

中京記念データ分析

コース図小倉芝1800m

2012年から、サマーマイルシリーズの対象競走となった中京記念。ハンデについては、「56キロ以上を背負っている実績馬」が優勢。2012年以降の連対馬22頭のうち13頭が56キロ以上。勝ち馬の半数近くが57キロ以上となっており、56キロ以上とそれ以外とでは、好走率に隔たりがある。とりわけ、53キロ未満の4歳以上牡馬は壊滅状態というひどい有り様。軽ハンデ馬を狙うのであれば、牝馬を選んだほうがベターだ。年齢別では、5~6歳馬が圧倒。7歳以上馬は2着が最高着順で、4歳馬は2着連対すら果たしていないが、2019年に3歳馬によるワンツーが見られたので、今後は傾向が変わっていくかもしれない。レースが行われる中京芝1600mは、直線が長いうえに急勾配の坂も存在するため、決め手のある馬が幅を利かせやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)※2024年は小倉・芝1800mで行われます

【人気】
2012年以降、馬連万馬券が5回、3連複万馬券が7回という紛れの多い中京記念。それもそのはずで、1番人気【2.0.3.6】、2~3番人気【1.1.2.18】と、人気サイドがまったくアテにならない。対照的に好調なのが4~6番人気のゾーンで、こちらは6勝、2着5回、3着4回という抜群の安定感。2桁人気の激走も6頭を数える。まさに本命党泣かせの一戦だ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 2-1-5-12 10.0% 15.0% 40.0% 47.0% 65.5%
2番人気 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0% 46.0% 45.5%
3番人気 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0% 24.5% 47.0%
4番人気 2-2-3-13 10.0% 20.0% 35.0% 93.5% 107.5%
5番人気 4-1-2-13 20.0% 25.0% 35.0% 194.0% 105.5%
6~9番人気 6-8-2-64 7.5% 17.5% 20.0% 96.0% 88.0%
10番人気以下 3-5-5-127 2.1% 5.7% 9.3% 272.6% 113.1%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
2.0~2.9倍 0-1-1-0 0.0% 50.0% 100.0% 0.0% 130.0%
3.0~4.9倍 4-3-5-18 13.3% 23.3% 40.0% 61.7% 72.3%
5.0~7.9倍 2-2-5-31 5.0% 10.0% 22.5% 30.0% 56.8%
8.0~14.9倍 9-6-2-42 15.3% 25.4% 28.8% 161.9% 100.7%
15.0~19.9倍 2-1-2-29 5.9% 8.8% 14.7% 93.5% 70.6%
20.0~49.9倍 0-7-4-69 0.0% 8.8% 13.8% 0.0% 111.6%
50.0倍以上 3-0-1-71 4.0% 4.0% 5.3% 508.9% 111.1%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 16,300円 440円 2,536円
複勝 3,220円 140円 422円
枠連 3,160円 990円 2,310円
馬連 80,010円 2,330円 15,255円
ワイド 36,660円 390円 3,411円
馬単 176,170円 3,800円 31,026円
3連複 382,480円 3,100円 53,558円
3連単 3,302,390円 15,690円 434,686円

【脚質】
脚質については差し優勢。2012年以降の3着以内馬33頭のうち、4角9番手以下の馬が実に19頭を占めている。ラスト3ハロン最速(タイを含む)をマークした馬は【5.1.3.5】という、なかなかの存在感を発揮していることからも、瞬発力型のレースであるのは明白だ。従って、「中団から後ろのポジション」かつ「最速上がり」の条件をクリアできそうな馬は、その時点で軸馬の有力候補となる。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-0-0-21 12.5% 12.5% 12.5% 792.1% 136.3%
先行 7-8-3-59 9.1% 19.5% 23.4% 69.5% 75.3%
差し 6-10-10-100 4.8% 12.7% 20.6% 204.0% 135.2%
追込 4-2-7-80 4.3% 6.5% 14.0% 41.8% 45.2%

【枠順】
枠順による有利不利は小さめ。2012年以降、最も安定しているのは3勝、2着1回、3着4回の8枠で、単勝回収率の高さが目立っている。しかし、信頼度自体は他枠も大きな差はなく、1、3、4、7枠あたりの回収率もなかなかのものだ。トータルで考えると、馬場状態が良ければ内枠が若干有利、そうでなければ中~外枠が少しだけ有利という、競馬の基本に忠実な構造のレースと結論付けられる。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-2-3-28 10.8% 16.2% 24.3% 102.2% 90.3%
2枠 2-0-3-33 5.3% 5.3% 13.2% 36.6% 74.7%
3枠 5-2-3-28 13.2% 18.4% 26.3% 122.1% 102.1%
4枠 2-3-2-32 5.1% 12.8% 17.9% 156.7% 74.6%
5枠 0-0-2-38 0.0% 0.0% 5.0% 0.0% 26.3%
6枠 0-5-2-33 0.0% 12.5% 17.5% 0.0% 65.8%
7枠 3-4-0-37 6.8% 15.9% 15.9% 423.4% 124.3%
8枠 4-4-5-31 9.1% 18.2% 29.5% 440.9% 185.9%

【血統】
系統別で検証すると、スピードの持続力に長けたグレイソヴリン系種牡馬を父か母の父に持つ馬の活躍が顕著。ノーザンダンサー系では、ニジンスキー系やリファール系など、パワー&スタミナに優れた欧州型を父あるいは母父に持つ馬の好走例が多い。ほかでは、父サンデーサイレンス系や父ロベルト系、父ミスプロ系も毎年のように上位に食い込んでいる。とりわけ、前走でラスト3ハロン最速の末脚を繰り出した馬の活躍が顕著。2014年から2021年にかけては、8年連続で馬券絡みを果たしている。該当馬の出走があれば、最優先で狙うべきだ。

◆同コース種牡馬別成績(小倉競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2019/03/03~2024/03/03

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 27-22-16-115 15.0% 27.2% 36.1% 91.4% 83.8%
2 エピファネイア 13-13-11-82 10.9% 21.8% 31.1% 36.7% 79.1%
3 ドゥラメンテ 13-9-11-54 14.9% 25.3% 37.9% 75.6% 123.2%
4 ルーラーシップ 12-11-16-107 8.2% 15.8% 26.7% 46.9% 66.1%
5 モーリス 11-7-5-69 12.0% 19.6% 25.0% 61.7% 53.9%
6 キズナ 10-10-9-87 8.6% 17.2% 25.0% 66.4% 74.1%
7 ロードカナロア 10-5-10-93 8.5% 12.7% 21.2% 85.7% 53.0%
8 キタサンブラック 10-3-1-23 27.0% 35.1% 37.8% 196.5% 69.5%
9 ハーツクライ 9-8-16-86 7.6% 14.3% 27.7% 112.2% 70.1%
10 ハービンジャー 7-9-7-75 7.1% 16.3% 23.5% 46.8% 67.0%
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