先週のWIN5は1番人気が1勝で2000万円クラスの配当になりました。
弥生賞以外は1番人気馬への見立ては間違っていなかったので、ゲームプランの構築自体は悪くなかったのですが
肝心の勝ち馬をチョイスできていなかったのが残念です。
阪神は戎橋Sも大阪城Sも◎が2着だったのが痛恨で、いい線は行っていたけど………というところですかね。
今回も過去12回の出目と人気を見てみます。
2012 14-5-12-4-12 ②⑥⑥①⑧(23)
2013 2-12-16-4-11 ①⑪②③⑥(23)
2014 6-2-12-1-6 ②③⑬②①(21)
2015 9-9-17-17-3 ③③②①③(12)
2016 13-2-7-2-16 ①⑪⑤⑧④(29)
2017 7-3-2-16-4 ③①②②⑤(13)
2018 3-5-9-10-5 ①⑦①⑧①(18)
2019 5-6-1-1-12 ①⑫②⑫②(29)
5-6-1-6-12 ①⑫②③②(20)
2020 11-2-6-5-7 ③④①⑤⑥(19)
2021 9-3-5-5-8 ④④⑩⑧③(29)
2022 14-5-3-4-9 ①⑤①②⑧(17)
2023 4-4-12-12-5 ①⑤①②①(10)
2019年はフィリーズレビューが1着同着で2通りになりましたが
配当が減額されたにもかかわらず安めで160万円、高めで1000万円を超えたので難易度の高い回でした。
そして2021年は金鯱賞で最低人気のギベオンが勝ったのが大きく、独り占めの5億5000万円が飛び出しており
先週の弥生賞の回同様にクセが強い回と言えそうです。
1番人気が1勝もできなかったのは、その独り占めの2021年だけで残りの年は1勝はしています。
でもほとんどの年で1勝止まり。一昨年、昨年と複数の勝ちを記録しているので少しは流れが変わりつつあるのかもしれませんが、いずれにしても「堅い」と「荒れる」のメリハリはつけた方が良さそうです。
フィリーズレビューの回は阪神10Rからスタートして中山11Rが最後という流れは変わりありません。
それで施行順と勝ち馬の人気を見てみると、ある程度はヤマを張ることができそうです。
というのも、条件クラスのレースはその年で対象レースがまちまちなことが多いのですが
このフィリーズレビューの回はレースの順番がほぼ固定されていて
【WIN1】阪神の3勝クラス
【WIN2】東風S
【WIN3】金鯱賞
【WIN4】フィリーズレビュー
【WIN5】アネモネS
特に東風Sとフィリーズレビューは2012年から不動。
そして金鯱賞とアネモネSも2018年から固定されています。
それを踏まえると、間違いなく荒れるのは東風S。
比較的堅いのが金鯱賞と阪神の3勝クラス。
フィリーズレビューとアネモネSは人気馬の見極めが大事で穴馬も視野に…。
こんなゲームプランで概ねイケそうな感じです。
おそらく
3-3-2-3-3のフォーメーションで当たるとは思いますが、
そのまま買うと162点ですから16,200円になります。
金額を見ちゃうとちょっと躊躇しますね。
でも、その金額を出せるというのであれば
「このゲームプランに乗ってください!」と言える自信はありますw
もちろん最終的に買う馬はご自身でチョイスしていただきますし
仮に考え方に乗っていただいて首尾良く当たっても、アドバイザー料をくださいとは申しませんw
個人のWIN5は、そのフォーメーションから点数を削っていく作業に入りますが
運良く日曜日の14時ぐらいまでに2万円プラスの状況ならそのフォーメーションで買ってみようかとは思います。
それでは今回の対象レースの方向性を考えてみましょう。
【阪神10R オークランドサラブレッドRT】
某指数によれば
「馬連5000円以上の配当が見込める波乱レース」が示唆されております。
しかしフィリーズレビューの回の阪神10Rの共通項は「3勝クラス」というだけで、距離も芝・ダートもバラバラなのに過去12回で1~3番人気が11勝しており、残りの1回も4番人気の馬が買っているので
何も考えずに1~3番人気の3頭を選べばいいんじゃないかと。
別に、馬連5000円といっても人気中位同士の組み合わせとは限らないわけで。
ただ、そういう示唆が出ているように、各馬、一長一短のある組み合わせであるのは間違いないですね。
さて朝イチの単勝オッズでは10倍以下が5頭。
その中でマルブツプライドだけは買わなくていいと思っていて
その根拠は、昨日のコーラルSのレオノーレは「しっかりと負荷をかけられた」と福永調教師のコメントがあったのに対して
マルブツプライドは転厩前同様のポリトラック調整なので過程に疑問があるわけで。
じゃあ残りの4頭から1頭削るとなると、なんかその削った1頭が勝ちそうで嫌ですねw
そもそも確定オッズの1~3番人気をちゃんと選んでいるかも怪しい。
ここは方針変更で4頭でもいいのかな。
【中山10R 東風S】
東京新聞杯3着のホウオウビスケッツが人気ですね。
東京新聞杯で5着のマテンロウスカイが中山記念をぶっこ抜いたのを思えばリステッドでは負けられないでしょう。
昨年のこの時期もフリージア賞勝ち→スプリングS2着と走る時期であれば人気になる条件は揃っていますが
人気になればなるほど怪しいのが東風Sなのでw
この馬の単勝を消すところからスタート。
個人的には
前述の中山記念で昨年3着のドーブネが今年も2着で穴に貢献したので
「パワータイプのディープインパクト産駒に向く馬場」と見て
昨年の勝ち馬のラインベックをファーストチョイスに考えております。
これを後押しするのが
「4コーナー4番手以内で通過した1桁馬番の馬が6年連続で勝っている」というデータ。
こと「1桁馬番」という点に限っては10年連続である。
これに該当しそうなのが、ラインベック・モントライゼ・セッタレダスト・シルトホルンの4頭しかいない。
この内、モントライゼは中間の調整がプールとポリトラックだけなので
状態今ひとつと見て割り引くとピッタリ3枠が埋まりますw
まあ予算に余裕がある人はモントライゼも持っていればいいのでしょうけど、
馬番データから人気を集める7枠両頭を買わない選択はできるので、見返りに合う勝負はできそうです。
【中京11R 金鯱賞】
ここはさすがにドゥレッツァとプログノーシスの一騎打ちじゃないですかね。
ギベオンの単勝万馬券を事故と割り切ると、ほぼ1番人気の牡馬が勝っていますからね。
あの年は牝馬のデアリングタクトが1番人気でしたから。
問題は最終的に「どちらが1番人気になるか」ですけど、WIN5ではこの二択を無理に絞る必要はないのではないかと。
個人的には菊花賞のJRAレイティングが120で、プログノーシスの札幌記念&天皇賞3着の119を上回っていることからドゥレッツァの方を上位に考えていますし
これは持論なんですけど
「GⅠ勝ち馬が59kgで泣き言を言っちゃいけない」
「グレード別定の59kgはステイタス」
と昔から言い続けているので、勢い余ってドゥレッツァ1頭勝負でもいいのかとは思っていますけどw
それはドゥレッツァ→プログノーシスの1、2着固定の3連単で表現すればいいのかとも思ってはいます。
【阪神11R フィリーズレビュー】
阪神JF3着で、桜花賞でも有力候補になりそうなコラソンビートが最内枠を引き当てて
データ的には荒れる余地はあってもさすがに堅そうですね。
ただ重箱の隅を突くと中間の速い追い切りの本数が足りない気はします。
実績はこのメンバーなら2枚は上だし、6日の栗東坂路での時計も上々です。
ここを1頭勝負にすれば東風SかアネモネSかオークランドサラブレッドRTで手を広げられるので
プランでは3枠用意しているものの、その必要もないかと。
でも前売りで単勝2.6倍というのは意外な数字。
1倍台じゃないんだ…と思うと何かに食われる可能性もありそう。
そこで穴を1頭というのであれば調教だけならレディマリオンが抜群ですね。
血統的にも朝日杯FS勝ちのアルフレード、フェアリーS勝ちのフィリアプーラの下なのでPOG期間の重賞に縁があります。
コラソンビートが負ければもちろん配当は跳ねるのでここは持っていてもいいのかなとは思っています。
【中山11R アネモネS】
ここで人気になるのはエリカエスティームになるんですかね?
調教はこのメンバーでの比較なら最も動いているように感じたので消しはしませんが
最近、実績を積んではいるとはいえ、まだまだ人気馬で危なっかしいところのある宮田厩舎だけに
広めに構えたいところ。
候補としては調教からはテウメッサとガジュノリ、指数からはソルトクィーンが面白そう。
同じ舞台のフェアリーS3着のラヴスコールのJRAレイティングは104なのだが、この数値はサクセスカラーのクイーンC“4着”と同じで、ラヴスコール自身の指数もそんなに高くない。
またサクセスカラーの調教は特筆するものでもないので、個人的には前走重賞組はあまり食指は動かないですね。
なお東風Sと同じ中山のマイル戦が舞台ですけど、
東風Sよりは「ある程度は4コーナーでそれなりの位置にいればいいな~」という程度で、
アネモネSは2桁馬番の勝ち馬が過去10年で4頭います。
なんか最終的には
4-3-1-2-4のフォーメーションになりそうだなw
いずれにせよ、いい結果になってくれればいいですね。