第329話 「天皇賞・秋」
10年 35.3-48.0-34.9 =1.58.2 ▼5▼4△ 6 瞬発戦 稍重
11年 34.3-46.0-35.8 =1.56.1 ▼1△2▼ 3 平坦戦
12年 34.8-45.9-36.6 =1.57.3 △2△8▼10 瞬発戦
13年 35.0-47.2-35.3 =1.57.5 ▼3▼1△ 7 平坦戦
14年 36.4-48.7-34.6 =1.59.7 ▼9▼1△ 6 瞬発戦
国内中距離GⅠ最高峰のレースで舞台は東京芝2000m。
近年は中盤が速く流れての平坦戦か若干緩んでの瞬発戦のどちらかという傾向です。
平坦戦の場合は道中11秒台のラップがずらっと並んでもラストでばてずに伸びる末脚の持続力が問われます。
瞬発戦の場合は中盤12秒そこそこ緩んだペースで更に上のギアがあるかどうかという瞬発力が問われます。
簡単に言えばペースが速くなってもラストで伸びる末脚が必要ということ。
ハイレベルGⅠという認識ではありますが近年では真のトップホースが
凱旋門賞に挑戦する年もあります。
その影響もあってか近5年では
トーセンジョーダン、
ジャスタウェイ、
スピルバーグの3頭がここでGⅠ初制覇となっています。
この3頭はこのレース後のGⅠでも好成績を収めているので決してレベルが低かったとは言えないでしょう。
ジャスタウェイに関してはここから覚醒したという印象ですし。
秋天はこの2点
・東京コースで平坦戦だった重賞経験馬
・5歳以下
この2点を
クリアしていると好走確率は上がります。
昨年もこれで4頭に絞って2、3、6、9着。
勝った
スピルバーグは条件
クリアしていませんでしたが同馬は東京1800~2000mで5-1-2-0と複勝率100%の得意コースでした。
今年の登録馬で上記の条件を
クリアしている馬は
イスラボニータ、
エイシンヒカリ
の2頭です。
イスラボニータは前走久々の
毎日王冠で3着と復活の兆し、
皐月賞以来のGⅠ制覇なるか。
エイシンヒカリは9戦8勝で前走
毎日王冠を1着、この勢いでGⅠ制覇なるか。
今年は
エイシンヒカリが逃げる可能性が高いかもしれませんが武さんも前走後に「次は楽なレースはできないと思います」と言っている様に人気馬がゆったり逃げれる舞台とはあまり思えないです。
となると持続力勝負ではないかなと。
イチオシは
ショウナンパンドラ。
前走の
オールカマーを見ると去年とは馬が違うなという印象。
秋華賞勝利は消耗戦、前走
オールカマーは平坦戦。
瞬発力勝負というよりは展開厳しくなった方が末脚が爆発しそう。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ショウナンパンドラ→サトノクラウン→ダービーフィズ
条件
クリアした2頭は何故いないのか?という…。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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