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【共同通信杯】血統診断

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 多数のクラシックホースを送り出している出世レース。東京の芝1800メートルが舞台でスピード、パワー、底力のすべてが要求される。現在、サンデーサイレンス系が5連勝中。2着もSS系か母の父SSが占めている。SS系のディープインパクト産駒は1着こそないものの、2着2回。好素材が多く出走する今年は初制覇のチャンスだ。

 ディープ産駒の筆頭格はリアルスティールだ。父ディープ×母の父ストームキャットはダービー馬キズナ桜花賞アユサンと同配合。3代母は欧米でチャンピオン牝馬に輝いたミエスク。近親に大種牡馬キングマンボがおり、母系の質は世界レベルだ。大舞台向きの底力にも優れており、新馬勝ちから一気に重賞Vもあり得る。

 アヴニールマルシェの祖母は桜花賞を勝った快速馬キョウエイマーチ。母系が良質のスピード、母の父フレンチデピュティがパワーを伝える。父系の瞬発力とマッチした好配合で完成度も高い。

 アンビシャスは母の父がスタミナとパワーに優れたエルコンドルパサー。1800メートルへの距離延長はプラスに作用する。近親には凱旋門賞馬ソーマレズがおり、母系も優秀だ。ティルナノーグは近親に英GIセントレジャー馬リーディングライト、仏GIフォレ賞を勝ったトイルサムがおり、底力は豊富。ソールインパクトは米国出身の良質な母系からパワーを受け継いでいる。

 ディープ産駒をまとめて負かせるとすれば、ドゥラメンテだろう。父がキングカメハメハで、母アドマイヤグルーヴエリザベス女王杯を連覇。祖母エアグルーヴは天皇賞・秋で牡馬を一蹴した女傑であり、日本屈指の名牝系の出身だ。スピードの持続力が武器で、東京の長い直線はピッタリだ。

 ショウボートはハービンジャー産駒で、叔父インティライミ(父スペシャルウィーク)はダービー2着馬で重賞3勝。父譲りの瞬発力が武器で東京は合いそうだが、1800メートルへの距離短縮に対応できるかが鍵となる。 (血統取材班)

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