中央競馬ニュース

【オークス】血統診断

 0   0   1,654
シェアする  x facebook LINEで送る

 多くの馬が未経験の2400メートルで、距離適性以上に完成度の高さと決め手が問われる。

 昨年の3冠牝馬ジェンティルドンナを出したディープインパクトの産駒が今年も有力で、中でもデニムアンドルビーを最上位にみる。母の父がキングカメハメハで、ダービー馬同士の配合。伯母トゥザヴィクトリーエリザベス女王杯優勝馬で、1999年オークス2着。東京2400メートルはうってつけの舞台だ。

 レッドオーヴァルは半兄が昨年の安田記念をレコード勝ちしたストロングリターン(父シンボリクリスエス)で、コース替わりはプラス。兄以上に距離の柔軟性があり、2400メートルでも力を出せる。良馬場の高速決着なら適性は一番だろう。

 エバーブロッサムは半姉がヴィクトリアマイルの覇者エイジアンウインズ(父フジキセキ)で、決め手勝負は歓迎。4代母は世界的名牝のスペシャル(ヌレイエフの母、サドラーズウェルズの祖母)で、母系の質の高さはこのメンバーに入ってもトップクラスだ。

 桜花賞アユサンは母の父が米国の大種牡馬ストームキャット。その産駒は勢いに乗ると好成績が続く特長があり、2冠達成は十分ある。

 ディープインパクトを半兄に持つのがトーセンソレイユ。父ネオユニヴァースは春2冠馬で、種牡馬としてもダービー馬ロジユニヴァースなどクラシックホースを3頭出している。底力、適性とも申し分ない。

 ダイワメジャー産駒のプリンセスジャックは母が94年2着のゴールデンジャック。半兄サイドワインダー(父トニービン)も切れ味を武器に京都、新潟で重賞を勝ち、広い東京はいい。

 セレブリティモデルは父がキングカメハメハで、母がマンハッタンカフェの全妹という血統馬。底力十分で、重賞初挑戦での戴冠があっても不思議ない。 (血統取材班)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月5日()
NHKマイル G1
新潟大賞典 G3
5月4日()
京都新聞杯 G2

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る