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4月17日の中山11Rで行われた第23回中山グランドジャンプ(障害4歳以上オープン、J・GI、芝4250メートル、定量、8頭立て、1着賞金=6600万円)は、森一馬騎手騎乗の1番人気メイショウダッサイ(牡8歳、栗東・飯田祐史厩舎)が勝利。昨年はオジュウチョウサンに3馬身離されて2着に甘んじたこのレースで、後続に4馬身の差をつけて見事にリベンジを果たした。タイムは4分50秒1(良)。
2着はケンホファヴァルト(5番人気)、3着にはタガノエスプレッソ(3番人気)が入った。史上初の6連覇がかかったオジュウチョウサンは5着に敗れた。
◆森一馬騎手(1着 メイショウダッサイ)「『よく頑張ってくれた、ありがとう』とダッサイに声をかけてあげたいです。ダッサイ自身、大障害の距離とコースのタフさを理解して前半を力みなく走ってくれているので、自分自身はなるべくそれを邪魔しないように、体力温存していこうと考えました。これなら、と思えたのは最終障害を跳んだあとですね。オジュウが出ているレースで勝つことができて、より感慨深いものはあります。若い僕と8歳のダッサイのように、コンビの成長を見られるのも障害の魅力。これからも応援してください」
中山グランドジャンプを勝ったメイショウダッサイは、父スズカマンボ、母スズカブルーム、母の父スキャターザゴールドという血統。北海道新ひだか町・グランド牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は36戦10勝(うち障害17戦9勝)。重賞は19年J・GIII小倉サマージャンプ、20年J・GII東京ハイジャンプ、J・GI中山大障害、今年のJ・GII阪神スプリングジャンプに次いで5勝目。中山グランドジャンプは、管理する飯田祐史調教師、鞍上の森一馬騎手ともに初勝利。
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