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中山グランドジャンプが17日、中山競馬場で8頭によって争われ、森一騎乗で1番人気のメイショウダッサイが4馬身差で圧勝。昨年の中山大障害に次ぐJ・GI連勝を果たした。2着は5番人気のケンホファヴァルト、3着は3番人気タガノエスプレッソで、6連覇を狙った2番人気オジュウチョウサンは勝負どころで後退し、5着に終わった。
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新王者が真の王者を襲名した。昨年の最優秀障害馬メイショウダッサイが、6連覇を狙ったオジュウチョウサンなどを退け、改めてハードル界の頂点に立った。
「オジュウチョウサンという強い馬がいて、少数精鋭のメンバーだし、今日は楽なレースじゃなかった。本当によく頑張ってくれて、(メイショウ)ダッサイにありがとうと言いたい」
森一騎手=円内=が重圧を感じたと振り返る、強豪同士の手に汗握るせめぎあい。しかし終わってみれば完勝も完勝だ。オジュウを見るポジションでリズムを刻むと、勝負どころで後退する前王者とは対照的に、力強く進出。最後は貫禄の4馬身差でゴールした。
昨年はオジュウに3馬身差の完敗を喫して5連覇を許し、J・GI初制覇だった中山大障害はオジュウ不在。「オジュウが出ているレースで勝つことができて、より感慨深いものはあります。若い僕と8歳のダッサイのように、コンビの成長を見られるのも障害の魅力。これからも応援してください」。3月に結婚したばかりのハードル名人は満面の笑みだ。
「この馬は自分で(調子を)上げていくので、こっちで無理に上げようとはしなかった。やはり毛づやも良くなっていました」と会心の勝利に飯田祐調教師も満足顔。打倒オジュウを果たしたことについては「今日はダッサイが強かったというだけ。オジュウがピークだったかはわからないので」と冷静に受け止めつつ、「馬が自信を持って跳んでいるのを感じます」と愛馬の地力強化に目を細めた。
今後はひと息入れ、中山大障害(12月25日、中山、J・GI、芝4100メートル)連覇を目指す公算が大きい。名実ともに世代交代を果たしたダッサイが、今後もハードル界を引っ張っていく。(内海裕介)
■メイショウダッサイ 父スズカマンボ、母スズカブルーム、母の父スキャターザゴールド。黒鹿毛の牡8歳。栗東・飯田祐史厩舎所属。北海道新ひだか町・グランド牧場の生産馬。馬主は松本好雄氏。戦績36戦10勝(うち障害17戦9勝)。獲得賞金3億8494万6000円(うち障害3億7514万6000円)。重賞は2019年J・GIII小倉サマージャンプ、20年J・GII東京ハイジャンプ、J・GI中山大障害、21年J・GII阪神スプリングジャンプに次いで5勝目。中山グランドジャンプは飯田祐史調教師、森一馬騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+獺祭」
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