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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | 牝3 | 53.0 | 松山弘平 | 栗 安田翔伍 | 452(+6) | 1.07.9 | 7.3 | 3 | 35.6 | ①① | |||
2 | 8 | 16 | 牡6 | 57.0 | 丸山元気 | 栗 中尾秀正 | 484(-4) | 1.08.0 | 1/2 | 15.7 | 9 | 35.3 | ③② | ||
3 | 4 | 7 | 牝4 | 55.0 | 国分恭介 | 栗 音無秀孝 | 468(+12) | 1.08.3 | 1 3/4 | 91.1 | 16 | 35.1 | ⑨⑤ | ||
4 | 7 | 13 | 牡4 | 55.0 | 田口貫太 | 栗 庄野靖志 | 486(+2) | 1.08.3 | クビ | 20.2 | 10 | 34.9 | ⑪⑨ | ||
5 | 7 | 15 | 牡5 | 56.0 | 小沢大仁 | 栗 松下武士 | 474(0) | 1.08.3 | ハナ | 120.2 | 17 | 34.9 | ⑪⑬ | ||
6 | 7 | 14 | 牝3 | 52.0 | 和田竜二 | 栗 小栗実 | 434(-2) | 1.08.4 | クビ | 5.9 | 2 | 35.3 | ⑦⑧ | ||
7 | 3 | 5 | 牡5 | 56.0 | 横山典弘 | 栗 石橋守 | 442(-2) | 1.08.8 | 2 1/2 | 35.9 | 11 | 35.4 | ⑪⑨ | ||
8 | 3 | 6 | 牡4 | 55.0 | 幸英明 | 栗 寺島良 | 520(-4) | 1.08.8 | クビ | 83.6 | 15 | 35.2 | ⑯⑭ | ||
9 | 5 | 10 | 牡5 | 58.0 | 角田大河 | 栗 吉村圭司 | 498(-6) | 1.08.9 | アタマ | 11.9 | 7 | 35.5 | ⑪⑨ | ||
10 | 8 | 18 | 牝4 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 千田輝彦 | 492(+12) | 1.09.0 | 1/2 | 14.6 | 8 | 35.9 | ⑦⑨ | ||
11 | 1 | 1 | 牡7 | 56.0 | 松本大輝 | 栗 森秀行 | 480(+4) | 1.09.1 | 3/4 | 79.7 | 14 | 35.4 | ⑯⑭ | ||
12 | 2 | 3 | 牝5 | 55.5 | 川田将雅 | 美 奥村武 | 530(+4) | 1.09.1 | クビ | 4.5 | 1 | 36.1 | ⑤⑤ | ||
13 | 4 | 8 | 牡9 | 58.0 | 永島まな | 栗 高橋康之 | 476(-18) | 1.09.1 | ハナ | 56.6 | 13 | 35.3 | ⑱⑰ | ||
14 | 2 | 4 | 牝4 | 53.0 | 坂井瑠星 | 栗 今野貞一 | 476(+8) | 1.09.3 | 3/4 | 9.3 | 6 | 36.3 | ⑤⑤ | ||
15 | 8 | 17 | 牡6 | 53.0 | 小崎綾也 | 栗 寺島良 | 470(-2) | B | 1.09.3 | クビ | 303.8 | 18 | 35.9 | ⑪⑰ | |
16 | 6 | 11 | 牡5 | 58.5 | 団野大成 | 栗 森秀行 | 488(--) | 1.09.7 | 2 1/2 | 9.2 | 5 | 36.4 | ⑨⑭ | ||
17 | 5 | 9 | 牡3 | 54.0 | 松若風馬 | 栗 梅田智之 | 468(-6) | 1.09.7 | クビ | 7.6 | 4 | 37.2 | ②② | ||
18 | 1 | 2 | 牝5 | 56.0 | 酒井学 | 栗 木原一良 | 490(-14) | 1.09.9 | 3/4 | 46.2 | 12 | 37.3 | ③④ |
ラップタイム | 11.4 - 10.2 - 10.7 - 11.1 - 11.9 - 12.6 |
---|---|
前半 | 11.4 - 21.6 - 32.3 - 43.4 - 55.3 |
後半 | 56.5 - 46.3 - 35.6 - 24.5 - 12.6 |
■払戻金
単勝 | 12 | 730円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 350円 | 5番人気 |
16 | 450円 | 8番人気 | |
7 | 2,130円 | 16番人気 | |
枠連 | 6-8 | 1,710円 | 10番人気 |
馬連 | 12-16 | 5,980円 | 27番人気 |
ワイド | 12-16 | 2,280円 | 34番人気 |
---|---|---|---|
7-12 | 13,370円 | 94番人気 | |
7-16 | 21,340円 | 119番人気 | |
馬単 | 12-16 | 9,600円 | 40番人気 |
3連複 | 7-12-16 | 257,690円 | 430番人気 |
3連単 | 12-16-7 | 798,750円 | 1,715番人気 |
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土曜日の小倉芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
小倉競馬場はAコース開催の開幕週。ここ1週間はスカッと晴れた日がなく、木曜日から金曜日の午前中にかけては33.5ミリの降水が観測された。だが、前開催からのインターバルが長いうえに芝がいちばん生育する時期、なおかつ気温の上昇などの好条件が重なり、土曜日の芝コースは終日良馬場で開催を終えている。
土曜日の結果を振り返ると、最終4角先頭馬の成績は【5.1.0.2】。先団勢や早めに仕掛けた馬たちが相応の踏ん張りを見せる一方で、上がり3Fタイム最速馬も【4.2.1.3】と上々のパフォーマンスを示している。展開やコース取り次第で待機勢も間に合うコンディションとみてよさそうだ。
日曜日開催中の天気は不安定(30日7時の時点)。なんとも悩ましいが、予報どおりであれば、酷い雨が降り続くことはない様子。枠順に関しては都度精査の必要があるかもしれないが、脚質については前日と大差ない状況が想定される。とすれば、頼りになりそうなのは、高温多湿の時期に行われたレースでの経験値だろう。
線引きには難しいものがあるが、ここは夏季開催(6~9月)の小倉芝1200mで好走歴(3着以内)がある馬に注目。さらに、北九州記念が夏場の混戦模様のレースであることを考慮し、格よりも調子を重視。前走で大崩れせず、掲示板(5着以内)を確保している馬に的を絞りたい。
今回の北九州記念の出走メンバーで、要点(夏季開催の小倉芝1200mでの好走歴+前走5着以内)前走をクリアしているのは、①ディヴィナシオン、⑩エイシンスポッター、⑯ヨシノイースター、⑱バースクライ。よって当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。
◆エイシンスポッター・吉村師「開幕週の馬場はいい条件ではないが、自分の競馬に徹するのみです」
◆カンチェンジュンガ・庄野師「開幕週の馬場がどうかですが、最近は好位で競馬ができるようになっています」
◆グランテスト・今野師「流れが速くなるのはむしろ歓迎です」
◆サーマルウインド・常盤助手「(5歳で)だいぶ完成されてきました」
◆ショウナンハクラク・松下師「速い馬がそろったので、展開が向いてくれれば」
◆テイエムスパーダ・木原師「状態は悪くないと思う。自分の競馬をしてどこまで」
◆トゥラヴェスーラ・高橋康師「雨が降って、馬場が緩くなれば」
◆ナナオ・小栗師「長距離輸送が初なので、金曜日に入って環境に慣らして向かいたい」
◆バースクライ・千田師「馬場は速くなっても、渋ってもパフォーマンスは落ちません」
◆ピューロマジック・安田師「改善してほしい面は多いです。中間はリフレッシュさせてエキサイトしないようにやってきました」
◆ペアポルックス・梅田師「メンバーはそろいますが、より折り合いがつくだろうし、レースはしやすいと思います」
◆メイショウソラフネ・石橋師「開幕週で前が止まらない馬場だとどうか」
◆メディーヴァル・寺島師「前残りの展開になってくれれば」
◆モズメイメイ・国分恭騎手「体調はよさそう。この馬のリズムで走らせることができれば」
◆ヤクシマ・寺島師「前がどれだけやりあってくれるか。具合はいい」
◆ヨシノイースター・中尾師「この馬なりにベストの仕上がり。できれば雨が降ってほしい」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、下は3歳、上は7歳までとなっている。ただし、3歳の連対(2着以内)は、斤量52キロ以下の牝馬だけ。6~7歳の2着連対圏入りは、前走OPクラス3着以内からの臨戦馬、もしくは前年2着好走のリピーターに限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①ディヴィナシオン ⑧トゥラヴェスーラ ⑨ペアポルックス ⑫ピューロマジック ⑰メディーヴァル
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、芝1000m、芝1200m、芝1400mの3組に集約される。なお、芝1400m組の好走(3着以内)は、前走1番人気1着からの臨戦馬のみ。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
⑥ヤクシマ ⑩エイシンスポッター
前走国内組の前走馬体重に関しては、牡・せん馬が460キロ以上、牝馬は430キロ以上が理想。2014年以降、この条件を満たしていなかった前走国内組は、いずれも3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
⑤メイショウソラフネ
2014年以降、前走でタイム差0秒8以上の敗退を喫していた馬が、当レースで2着連対圏を確保したケースはゼロ。また、前走重賞1着馬を除くと、近2走内に芝のレースで、タイム差1秒0超の敗退歴がある馬の2着連対圏入りも皆無となっている。該当馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
②テイエムスパーダ ⑥ヤクシマ ⑦モズメイメイ ⑧トゥラヴェスーラ ⑪ジャスパークローネ ⑮ショウナンハクラク
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭は芝1200m戦での1着歴、もしくは芝1200mの重賞で2着に好走した経験があった。例外は芝1200m戦の出走経験がなかった、2023年の2着馬ママコチャだけ。芝1200m戦の出走歴がありながらも、先述した条件をクリアしていない馬は、疑ってかかったほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
③サーマルウインド ⑰メディーヴァル
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2022年は伏兵のボンボヤージ(11位、16番人気)が勝利して大波乱となったが、それ以外の年は比較的落ち着いており、直近5年は5位以内の馬が安定して上位に好走している。指数の出にくい3歳馬はその限りではないものの、古馬については素直に指数上位勢を狙っていくスタンスで問題ない。低指数の3歳馬は、ある程度人気を集めている馬をカバーすればOKだ。
まずはU指数1位で、2位以下に2.2以上の指数差を付けて“淒馬”の評価を得ている⑧トゥラヴェスーラ(100.2)に注目する。高松宮記念で3着に入った経験があるなど、重賞実績は豊富で能力上位であることは明らか。ローカルのG3なら軽くは扱えない。
ただし、トゥラヴェスーラはすでに9歳でピーク時のパフォーマンスに期待するのが酷なことは事実。58キロのハンデも楽ではないので、2位以下の逆転も視野に入れて馬券を組み立てるべきだろう。
有力候補としてピックアップしたいのは、近走の堅実ぶりが際立っており、小倉実績もある2位タイ⑯ヨシノイースター(98.0)、ディフェンディングチャンピオンの5位⑪ジャスパークローネ(97.4)、戦績的にもハンデ的にも無視することはできない3歳牝馬の10位⑫ピューロマジック(95.1)の3頭だ。
施行距離が芝1200mへと短縮された2006年以降は、サクラバクシンオーが種牡馬として最多となる4勝を記録。同種牡馬は母の父としても2021年2着ファストフォースを出すほか、2017年2着ナリタスターワンが14番人気、2018年3着ラブカンプーが7番人気(いずれも父ショウナンカンプ)といった具合に直系の孫世代も人気薄で好走するなど、その存在感をおおいに示している。
ほか、デインヒルやStorm Catの血を引く馬も人気不問で上位を賑わせており、2022年においては両血脈を保持するボンボヤージが18頭中16番人気、単勝164.3倍のオッズを付けて勝利する大波乱を演出した。
カンチェンジュンガは、父ビッグアーサー×母クェスタボルタ(母の父ノヴェリスト)。父は好相性を示すサクラバクシンオーの後継種牡馬となるが、小倉芝1200mは福島芝1200mに次ぐ勝利数を記録するコースで、産駒は特別戦での好走例が多いことも特徴的だ。本馬自身も全4勝のうち2勝を小倉芝1200mの特別戦で飾り、今年の下関Sを制してオープン入りした経緯がある。配合からもタフな馬場は歓迎なので、週末の雨予報も歓迎だろう。
エイシンスポッターは、父エイシンヒカリ×母マーゼリン(母の父Barathea)。ディープインパクトの直系は、22年3着ナムラクレア、23年3着ストーンリッジと目下2年連続好走中で、前者の「父×母の父」は父の配合を想起させる。また、本馬はディープインパクト、Storm Catほか、2代母の父にデインヒルを配されているため、22年1着ボンボヤージの血統構成も引き合いに出しやすい。2戦2勝の小倉とあれば重賞初制覇にも期待が高まる。
サーマルウインドは、父ドレフォン×母ラフィエスタ(母の父スペシャルウィーク)。同産駒は初出走となるが、Gio Ponti~Tale of the Cat~Storm Catと遡る父系からも動向を注視したい血統だ。一方、本馬は母がスペシャルウィーク産駒であることも興味深く、同様のケースで19年2着ディアンドル、22年2着タイセイビジョンと出走した2頭が揃って好走している。レース傾向からはデインヒルとStorm Catを併せ持つことにも留意したい。
2006年に距離が一気に600m短縮され、中距離戦からスプリント戦へとレースの質が大きく変わることになった。現在はスプリンターズステークスの前哨戦に位置付けられているが、ハンデ戦ということもあり本番との直結度は低く、両レースを勝ったのは第43回(2008年)のスリープレスナイトしかいない。その一方、第49回(2014年)のリトルゲルダ、第50回(2015年)のベルカント、第53回(2018年)のアレスバローズ、第55回(2020年)のレッドアンシェル、第58回(2023年)のジャスパークローネというように、勝ち馬の多くがサマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いている。芝1800m時代には、G1馬のエイシンプレストン(第36回、2001年)や“ミスター小倉”メイショウカイドウ(第40回、2005年)などの強豪が勝ち馬として名を刻んでいた。