第51話 「関屋記念」
05年 34.6-23.9-33.8 =1.32.3 ▼7▼7△13 瞬発戦
06年 35.6-23.4-33.5 =1.32.5 ▼4▼12△20 瞬発戦
07年 34.4-22.9-34.5 =1.31.8 △1▼15△21 瞬発戦
08年 36.0-23.9-32.9 =1.32.8 ▼6▼10△19 瞬発戦
09年 34.6-24.4-33.7 =1.32.7 ▼8▼6△10 瞬発戦 稍重
どの年も高速マイルの瞬発戦という結果になってはいるが展開的には結構バラツキがある。
07年は中盤が22.9秒とかなり速かったり、08年は上がりが32.9秒とかなり速かったり・・・。
このレースは展開がどうであれ上がり重視なのは間違いない。
過去5年で上がり1位が4勝、2位が1勝、3位以下は0勝という結果になっている。
しかし、過去の連対馬の中にダイワメジャー、カンファーベスト、シンボリグランなどの名前があり決して切れ者だけが好成績を収めている訳ではない。
新潟コースはラップに騙されやすい。
▼10前後の爆発的な加速が生じるため瞬発力重視と思いがち。
しかし、ラスト1Fでそれ以上の減速が定番となっているため最後で踏ん張る底力が必要となってくる(>特に先行馬)
つまり、このレースは「底力のある先行馬」と「瞬発力に長けた追い込み馬」の2種類のタイプの馬が好走しやすい。
そして1着には足りないが2着3着なら善戦可能なタイプがもう1種類存在する。
「スピード持続型の馬」である。
マイルを1分32秒前後で走破するのでスピードレースになるが、残り1000m~300mまでずっと下り坂となっているコースなので比較的マイル以下のスタミナでもスピードが持続可能となる。
言い換えれば1400m戦得意なタイプの馬である。
前目の位置でスピードを持続出来るタイプの馬も要注意となるでしょう。
・底力のある先行馬→タイプA
・瞬発力のある追い込み馬→タイプB
・スピード持続型の馬→タイプC
とすると
05年
サイドワインダー タイプB
ダイワメジャー タイプA
06年
カンファーベスト タイプA
ダイワバンディット タイプC(微妙)
07年】
カンパニー タイプA&B
シンボリグラン タイプC
08年
マルカシェンク タイプA&B
リザーブカード タイプC
09年
スマイルジャック タイプA
ヒカルオオゾラ タイプB
という具合に色分け出来ると思われます。
今のところ登録メンバーの中でお勧めの馬は
・タイプBで(10戦連続1番人気継続中の)スピリタス
・タイプCでタマモナイスプレイ
(昨年は8着でしたが中盤がかなり緩む展開でもう少し締まった展開になればチャンスあり)
の2頭としておきます。
問題はレッツゴーキリシマが逃げそうなメンバーなんですが今回は北村宏Jが騎乗予定。
今年もスローかも・・・。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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