【2歳馬フォーカス】ペルクナス仕上がり◎モレイラ好感触2018年11月9日(金) 12:00
今週は京都、東京、福島で計9鞍の新馬戦が組まれている。京都では4鞍が行われ、日曜5R(芝1800メートル)の良血馬ペルクナスが好仕上がりを見せている。土曜5R(芝1600メートル)に出走するヴァルディゼールも、攻めの動きが上々だ。
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ペルクナスは全姉ラブリーマリアがケンタッキーオークス、アッシュランドSで米GIを2勝。今週のCW併せ馬では攻め駆けするジャンダルム(オープン)に1馬身遅れたものの、モレイラ騎手を背に5ハロン67秒3-11秒9を計時した。
「血統的にはダートで走りそうだが、芝でも走れそうなフットワークなので芝からいきます」と池江調教師。続けて「モレイラ騎手の感触はよかったし、先週の京都で新馬勝ちしたアルクスに攻めで先着したこともありますからね」と、初戦から期待を寄せている。
ヴァルディゼールは母系に英GI勝ちのトライマイベスト、愛ダービーなどGI3勝のエルグランセニョールなどがいて血統的に筋が通っている。おまけにCWでも坂路でも上々の動きを示しており、7日は時計を要す時間帯の坂路で4ハロン52秒6-12秒3の好時計をマークした。
「CWでも坂路でも本当にいい動きをします。馬が柔らかくて操縦性も高い素直な気性。これは初戦から動いてもらわないと困ります」と渡辺調教師も前向きだ。馬体重は440キロ前後。 |
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