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【BLOOD】グレーター、上質な牝系が距離に幅もたらす

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【BLOOD】グレーター、上質な牝系が距離に幅もたらす

 今週から秋本番の東京&京都開催。開幕週は古馬GII戦のなかでも格が高い2つの重賞が予定されているが、毎日王冠グレーターロンドン本命で行く。

 前走で連勝がストップしたとはいえ、一頓挫あったあとの重賞初挑戦がGI。それでいて0秒1差4着なら、何も悲観することはない。

 父ディープインパクトに母は桜花賞2着馬ロンドンブリッジ。半姉にはオークスダイワエルシエーロもいる血統。活力には欠かず、母父がアホヌーラという異系ながら、上質な血を伝える牝系といえよう。

 500万下からの5連勝中4勝はマイル戦だったが、血統からすればもっと距離に幅があっていいと思っていただけに、今回の9F挑戦は試金石ながら好感が持てるところ。父を思えば、むしろマイルよりもレースがしやすいはずで、ここでいい競馬ができれば今後の視野もさらに開ける。

 相手はソウルスターリングで仕方ないか。父フランケルはいうまでもなく怪物種牡馬。すべての産駒とはいえないが、上質な産駒は競走馬時代のすごみをうまく引き継ぎ、爆発力を秘めている。前世紀には日本で通用しないといわれたサドラーズウェルズだが、代を経てこれほどの種牡馬を出すとは、やはり大種牡馬。母系も上質で、斤量差などを生かせば、ここは大楽勝さえあるかもしれない。まあ、もしそうなれば、天皇賞では喜んで軽視したいところではあるが…。

 ◇

 月曜日の京都大賞典はスタミナとスピードの問われる一戦。となると▲シュヴァルグランや△△フェイムゲームといった重めのハーツクライ産駒よりは、前走の2000メートル戦がいいカンフル剤となったであろうネオユニヴァース産駒◎サウンズオブアースキングカメハメハ産駒○ミッキーロケットに目がいく。 (アサカ・リョウ)

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