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今週はいよいよ、夏の新潟のフィナーレを迎える。その掉尾を飾る日曜メインは、サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念(GIII、芝2000メートル)。混戦模様のハンデ戦だが、陣営がシリーズVに意欲を燃やすのがマイネルミラノだ。今回は函館から新潟に移動して、滞在競馬で臨む。勝負気配満点の昨年2着馬に注目だ。
サマー2000シリーズの王者を目指す函館記念の覇者マイネルミラノが、25日に早々と新潟入り。今では珍しい滞在競馬で、シリーズ制覇に向けた勝負ムードが漂う。
「美浦経由の輸送だとストレスになる。直接入った方がいい」
新潟滞在を選択した理由を、相沢調教師が説明する。前走後はミニ放牧をはさんで再び函館に入厩。涼しい当地で調整され、美浦には戻らずそのまま新潟へ移動した。
担当の荒木助手が「食欲旺盛で、どこに遠征してもカイバの心配はありません。それも含めてこの馬の能力」と胸を張る通り、1頭で調整している異例の環境にも全く戸惑いはない。本来、馬は臆病な生き物で、集団で行動する習性だが、ミラノには無用の心配だ。
勝てばシリーズ王者の称号とともに、4000万円(馬主3200万円、厩舎関係者800万円)のボーナスがついてくる一戦。前走後、一度は札幌記念出走のプランが発表されたが、相手関係や昨年2着の実績を考慮して新潟記念への参戦が決まった。このレースの勝利、つまりはシリーズVに向けて、陣営は万全の態勢を敷いている。
今回はエーシンマックスやメイショウナルトといった同型馬もいるが、昨年は2番手追走からアタマ差2着に好走。ある程度の自在性も兼備している。GI級のメンバーがそろった札幌記念を勝ったのは、函館記念で6着(0秒9差)に退けたネオリアリズムで、気後れする材料は何もない。
28日には石川騎手(実戦では柴田大騎手)を背に新潟ダートコースで5ハロン71秒0、1ハロン12秒3をマーク。馬なりでシャープな伸びを見せた。
「めったにないチャンス。チャンピオンを目指します」と荒木助手はきっぱり。前走よりも調整面での苦労はなく、6歳ながら幅が出て、馬体の成長も感じられる。夏の中距離王の座は、もう目の前だ。 (芳賀英敏)
★滞在競馬
1990年頃までは、ローカル競馬に出走する馬はすべて当該競馬場に滞在して開催されていた。しかし、近年は輸送経路の発達に伴って直前輸送が増加。現在は札幌と函館で大半が滞在競馬となるほか、小倉で出走馬の1~2割を滞在馬が占める程度(北九州記念を制した関東馬バクシンテイオーは滞在競馬)で、新潟の滞在馬はほとんど見られなくなった。
★新潟記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
シリーズVの条件 札幌記念を制したネオリアリズムが13点で首位だが、対象レースを勝っているアルバートドック、マイネルミラノ、クランモンタナはここを勝てば自動的にV。2着でもVの可能性はある。また、シリーズ2戦で2、4着のダコールも勝てばV決定。ベルーフ、エキストラエンドは新潟記念優勝が条件で、他馬の着順によってV(同点も含む)もあり得る。新潟記念の出走予定馬でVの可能性があるのは、この6頭のみ。
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