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【日本ダービー】最新ナマ情報

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 2冠を目指す(5)オルフェーヴルは、午前6時に栗東トレセンを出発し、午前11時50分に東京競馬場に到着。厩舎周りを軽く運動する姿にも落ち着きが感じられる。「見ての通り落ち着いていますね。変わったところは特にないし、何も言うことはないです」と森澤調教助手は淡々とした口ぶり。気になる道悪についても「新潟の新馬戦もけっこう馬場が悪かったし、普通に走ってくれました」と意に介していない。「距離も心配していません。あとは最強のコンビに任せるだけです」と池添騎手に2冠制覇を託す。

 皐月賞2着の(2)サダムパテックは、午後3時39分に東京に到着。馬房に入ってから、カイバ桶に首を突っ込んで食欲も旺盛だ。「いつもと変わりないけど、追い切ってから競馬モードに入ってきたね」と塩満調教助手。「皐月賞も状態は良かったと思うけど、ここが目標だからビッシリとやったしね」と悔いのない仕上げで臨む。

 二ノ宮厩舎の2騎は、この日も連れ立って馬場入り。まずは(10)ナカヤマナイトが登坂して4ハロン67秒0、1ハロン15秒4、外ラチ沿いを素軽く流した。「今の動き、見たでしょ? バッチリだよ」小雨のなかだったが、三浦調教助手は晴れやかな笑顔。「もう微調整程度で十分。皐月賞は、その時点でのベストの状態ではあったけど、今と比較すれば物足りない部分もあったね。馬場が悪くなればしっかりとハミを取るので、折り合いがついてむしろいいのでは」と、前向きだ。僚馬(14)ショウナンパルフェは4ハロン62秒5、1ハロン14秒5とラストを少し伸ばしてきた。「道悪は、こちらの方がさらにいいでしょうね。ダービーと同じ舞台も経験しているし、血統背景や根性もある」と三浦助手は両馬ともに健闘を期待していた。

 ここ5週間で3度目の東上となる(16)トーセンレーヴは、到着後の運動でも落ち着き払った様子。手入れを終えた音瀬調教助手は「いつもと変わらず落ち着いているし、テンションが上がっていないのが何よりですね」とホッとした口ぶりだ。「外枠ですけど、ゴチャゴチャするよりも作戦を立てやすいと思います。連闘してこの舞台に立てて光栄ですし、夢の続きを見られれば…」とレーヴ(仏語で夢という意味)で臨む大舞台を心待ちにしている。

 青葉賞勝ちの(1)ウインバリアシオンは、午後3時52分に東京競馬場入りした。すんなり馬房に入り、落ち着き払った様子だ。「輸送は順調。カイ食いも問題ないですね」と竹邑厩務員は状態に太鼓判を押す。「やってみないと分からないが、爪の形からは重馬場にも対応してくれるとは思う」と竹邑厩務員。「〔1〕枠(1)番は、僕にとってすごくいい枠」と、94年に桜花賞を〔1〕枠(1)番で制したオグリローマンを引き合いに出して期待を込めた。現在、ダービー3連勝中の(1)番が、今年もVを射止めるか。

 皐月賞7着(15)トーセンラーは、ダービーに出走する関西馬としては最後となる午後4時14分に東京に到着した。「輸送は順調だし、状態は普通だね」と藤原英調教師。ただ、やはり雨は気になるようで「馬と言うよりも、ファンのためにも良馬場でやりたかったな」と話した。それでも「東京は皐月賞で経験している。学習能力は高いからね。鞍上もコースを熟知しているのは心強い」と、トレーナーは愛馬と鞍上を信頼して大舞台に送り出す。

 04年父キングカメハメハとの父子制覇を目指す(7)ベルシャザールは、午後4時2分に東京に到着。引き運動では尻っぱねなどの仕草で黒野調教助手を手こずらせたが「この前(皐月賞11着)が元気なさすぎただけで、ホープフルS(1着)の時も手がつけられないほどでした。元気が有り余るくらいの方が本来の姿です」と黒野助手は好ムードを伝えた。

 3連勝で大一番を迎える(6)クレスコグランドは午後3時52分に府中入り。初の長距離輸送だったが、「思った以上に落ち着いています。初物づくしですけど、もうこんな感じですから」と濱名調教助手は馬房内でくつろぐ愛馬の姿を見せて穏やかに微笑む。「ツキもありますが、力もつけています。ある程度の位置を取る競馬をして、結果も出していますからね。楽しみです」。3月下旬まで未勝利だった馬のサクセスストーリーに期待がかかる。

 (8)フェイトフルウォーは、金曜同様にハロー(馬場整備)をはさんで坂路を2本というメニューを消化した。1本目が4ハロン65秒0、1ハロン15秒3。2本目が同66秒2、15秒8と、金曜日以上に負荷をかける意欲的な内容だ。「ダービーは目標のレース。キッチリ仕上げたかったので“攻めたい”と、我々スタッフからも先生にお願いしました。この感じなら期待を持って送り出せます」と本田調教助手は満足の表情。「力強い走りをする馬ですし、デビュー戦も東京の道悪だったので」と馬場の悪化も気にはしていない。

 皐月賞4着(11)デボネアは午後3時52分に東京競馬場入りした。「メイチの仕上げでしたが、テンションも上がらず、いい雰囲気ですね。体重はあまり変わらないが、トモに筋肉がつき、引き締まってきた」と伊藤調教助手はニッコリ。デットーリ騎手については「百戦錬磨の名騎手。輸送も無事でしたし、あとはすべてお任せします」と、伊藤助手は世界No.1ジョッキーにダービー制覇の夢を託していた。

 京都新聞杯2着(17)ユニバーサルバンクは午後4時8分に東京に到着。「普段からイレ込まないし、いつも通りの輸送」と寺崎厩務員は自然体だ。重馬場適性についても「調教の走りからは上手。この馬は馬場が悪くても、ものすごく走りのバランスがいい。切れるタイプではないから、むしろよさそう」と、雨は大歓迎といった様子だった。

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