中央競馬ニュース

【NHKマイルC】血統診断

 0   0   1,429
シェアする  x facebook LINEで送る

 人気の中心となるグランプリボスは、父が名スプリンターとして鳴らしたサクラバクシンオー。現実に朝日杯FSで1600メートルのGIを制しているが、スタミナや底力を問われる東京の1600メートルになると、不安を禁じ得ない。母系も際立った良血とは言えず、ここは割り引きが必要だ。

 代わって満点評価となるのはダンスファンタジア。母ダンスインザムード桜花賞ヴィクトリアマイルを勝っており、この距離が合う。父ファルブラヴは本馬やワンカラットなど牝馬の活躍馬が多いのが特徴。前走は大敗しているが、巻き返し十分とみた。

 同じファルブラヴ産駒のフォーエバーマークも侮れない。近親にはスティンガーアーバニティがいて、芝の短距離~マイルに向く優秀な母系。気難しさを内包するタイプだが、能力は互角だ。

 新種牡馬ロックオブジブラルタル産駒の2頭も注目される。エイシンオスマンの母系はアルゼンチンで活躍した一族で、母がGI4勝、祖母もGI2勝と潜在能力はかなり高い。ややダート色が濃い配合だが、距離短縮はプラスだろう。一方のプレイは半兄がアドマイヤムーン(父エンドスウィープ)で、母系は数多くの活躍馬が出ている名門。完成するまでに時間を要するが、距離の融通性は利くタイプだ。

 ディープインパクト産駒は抽選組を含めて大挙8頭がエントリー。いずれも優秀な母系だが、リアルインパクトは半兄アイルラヴァゲイン(父エルコンドルパサー)がこのレースで3着に好走している。完成度が高いタイプで、距離もマイルが向く配合。変わり身を期待していいだろう。コティリオンはマイル向きで切れ味に富む。こちらは逆に完成に時間がかかる母系だが、潜在能力ならこのメンバーに入っても最右翼。軽視は禁物だ。

 ヘニーハウンドキョウエイバサラの外国産馬2頭は、いずれも短距離向きの軽快な配合だが、大物感には欠ける。内国産馬が上位の見立てだ。(血統取材班)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る