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女王ブエナビスタに対抗できるのは若い力だ。今週の有馬記念に7頭が出走する3歳馬。過去最強世代との呼び声も高いが、中でもヴィクトワールピサに注目したい。フランス遠征を経て、JC3着とステップアップしてきた皐月賞馬が、打倒ブエナを果たし、同時に“ダービー3着馬は不振”というジンクスも吹き飛ばす。
大活躍が目立つダービー2着馬とは対照的に3着馬は出世しない-。そんな嫌なジンクスを打破しそうなのがヴィクトワールピサだ。
「フランスからの帰国初戦ということを考えれば、収穫の多い内容でしたね」
清山調教助手は前走のジャパンCを振り返って、成長しているヴィクトワールの姿に笑みを浮かべた。この秋は菊花賞路線に向かわず、フランスに遠征。ニエル賞4着、凱旋門賞7着と振るわなかったが、武者修行の成果が出たのがJCでの3着だった。直線で外にヨレて審議の対象となったが、2番手から見せ場十分の内容。これなら有馬記念でもやれるという確信を陣営はつかんだ。
「有馬記念へ向かう上で、たくましさを増していますよ」と、清山助手の口ぶりは、さらに強い姿を披露できるという自信に満ちあふれていた。
有馬記念の3歳馬最多出走記録は1959年の9頭。だが、その後は3000メートルの菊花賞の後で余力がないためか、出走が少ない時代が続いた。それが昨年に続いて7頭も出走。まして、今年の3歳は強いと評判だ。秋の重賞戦線を見ても、ローズキングダムが繰り上がりながら、JCを勝ち、アリゼオが毎日王冠を勝ち、鳴尾記念、中日新聞杯では1~3着を3歳馬が独占。そんな3歳の中でも皐月賞を勝ち、ダービー3着の実績は上位。気になるのは99年のテイエムオペラオーを最後にダービー3着馬は不振が目立っている点だが、フランスで力を付けてきたヴィクトワールなら、そんな不安も一蹴する魅力を秘めている。
中間も乗り込みは入念で、15日の1週前追い切りではCWで5ハロン71秒2、3ハロン40秒4-12秒3をマーク。時計のかかる馬場状態ながら、素軽い動きで好調キープをアピールした。
「落ち着いた雰囲気の中にもいい緊張感があります。切れる脚もあるし、先行することもできる。小回りでタイトな競馬になる中山の有馬記念は、レースがしやすいと思う」
清山助手はブエナビスタ断然の雰囲気でも、一発を狙っている。弥生賞と皐月賞で2戦2勝の中山。新コンビを組むイタリアのミルコ・デムーロ騎手が朝日杯FSをグランプリボスで勝ち、勢いに乗っているのもプラス材料になる。ヴィクトワールピサが今年最後のサプライズを起こすかもしれない。(柴田章利)
★ダービー2着と3着の明暗
テイエムオペラオーを最後にダービー3着馬がその後にGIを勝ったのはザッツザプレンティの菊花賞のみ。それとは対照的にダービー2着馬は00年エアシャカール(00年菊花賞)、01年ダンツフレーム(02年宝塚記念)、02年シンボリクリスエス(02、03年天皇賞・秋、02、03年有馬記念)、03年ゼンノロブロイ(04年天皇賞・秋、JC、有馬記念)、04年ハーツクライ(05年有馬記念、06年ドバイ・シーマクラシック)、07年アサクサキングス(07年菊花賞)、10年ローズキングダム(10年JC)と7頭でGI13勝をマーク。着順ひとつ違いで極端な差がついている。
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