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【ダービー卿CT2024】血統アナリシス Kingmambo の直系あるいは同牝系で4連覇中

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【ダービー卿CT2024】血統アナリシス Kingmambo の直系あるいは同牝系で4連覇中

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダービー卿チャレンジトロフィー2024・血統予想をお届けします!


2022年はロードカナロア産駒の11番人気タイムトゥヘヴンが勝ち、2着にはヴィクトワールピサ産駒の12番人気フォルコメンが入線する波乱の決着。なお、フォルコメンは、2021年の勝ち馬テルツェットの近親にあたるが、前者は2代母Myhrr、後者は3代母MonevassiaがKingmamboの全妹となる。つまり、2020年クルーガー(父キングカメハメハ)、2021年テルツェット(3代母Monevassia)、2022年タイムトゥヘヴン(父ロードカナロア)、2023年インダストリア(父リオンディーズ)と、2020~23年はKingmamboの直系あるいは同牝系の馬で4連覇を果たしているともいえるだろう。

ほか、デインヒルやノーザンテースト、Robertoといった中山の急坂を力強く駆け上がることに長けた血脈を評価しやすく、2005年の覇者ダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は、種牡馬としても2014年カレンブラックヒル、2017年ロジチャリスと別馬で2頭の勝ち馬を出している。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。本馬は昨年の勝ち馬で、中山芝1600mは4戦3勝と相性のよさが光る舞台。なお、キングカメハメハの直系で、母系にサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストを併せ持つ配合は22年1着タイムトゥヘヴンも想起させる。リピーターの活躍も少なくないレースだけに、近走の成績から人気を落としていたとしてもノーマークにはできない存在だろう。


ディオは、父リオンディーズ×母エターナルブーケ(母の父マンハッタンカフェ)。同産駒からは昨年の勝ち馬インダストリアが出ており、レース傾向を鑑みればKingmambo の直系としても注目に値する。また、半兄ソウルラッシュがマイル重賞2勝の実績馬で、中山芝1600mでは23年京成杯オータムHを59kgのトップハンデで勝っている。本馬も目下3連勝中と軌道に乗り始めた印象にあり、兄同様にG1戦線まで登り詰めても不思議はない。

タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。一昨年のダービー卿チャレンジTでは11番人気の低評価を覆して重賞タイトルをつかむことになったが、中山芝1600mは21年ニュージーランドTでも2着となった実績があるため、この時期の中山開催を得意としているのかもしれない。そういった特徴は母譲りともいえ、その母が晩年に再浮上していたことを思えば、本馬もまだまだ見限れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
インダストリア ⑦ディオ ④タイムトゥヘヴン

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