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【血統アナリシス】新潟大賞典2023 直近5年でキングカメハメハ系が3勝、Robertoの血を引く馬も存在感を放つ

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【血統アナリシス】新潟大賞典2023 直近5年でキングカメハメハ系が3勝、Robertoの血を引く馬も存在感を放つ


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は新潟大賞典2023・血統予想をお届けします!


近年、好相性を示しているのがキングカメハメハの直系で、18年スズカデヴィアス(父キングカメハメハ)、19年メールドグラース(父ルーラーシップ)、22年レッドガラン(父ロードカナロア)、直近5年の勝ち馬のうち3頭が該当。なお、13&16年と2勝を挙げたパッションダンスは母の父がジェイドロバリーとなるが、同馬に倣えばキングカメハメハが持つMr. Prospector、Nijinsky、Specialの血脈に注目できるだろう。

また、Robertoの血を引く馬も存在感を放ち、勝ち馬では03年ダンツフレーム(父ブライアンズタイム)、06&08年オースミグラスワン(父グラスワンダー)、11年セイクリッドバレー(父タニノギムレット)、14年ユールシンギング(父シンボリクリスエス)ほか、昨年は母の父にシンボリクリスエスを配されたレッドガランが勝利をつかんでいる。

カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。父は好相性を示すキングカメハメハの直仔で、父系と母系でNureyev(=母Special)の血を引く意欲的な配合が特徴のひとつ。なお、「父キングカメハメハ系×母の父フレンチデピュティ」となる配合は19年3着ロシュフォールが出た。本馬は同じコースで施行された22年新潟記念をトップハンデで制しているが、今回も59kgというハンデが焦点となりそうだ。


ハヤヤッコは、父キングカメハメハ×母マシュマロ(母の父クロフネ)。本馬は「父キングカメハメハ×母の父フレンチデピュティ系」となるため、大まかな配合は上記カラテと近いものになっている。19年レパードSなどダートで4勝を挙げるパワーが持ち味となるが、22年函館記念のレースぶりが示すとおり、スタミナを削がれるタフな芝戦にも滅法強い。高速決着が向くタイプではないだけに、雨予報が出ている週末の天気も追い風だろう。

セイウンハーデスは、父シルバーステート×母ハイノリッジ(母の父マンハッタンカフェ)。本馬はシルバーステートの母の父Silver Hawkを介してRobertoの血を引くが、Silver Hawkの直系として06&08年と隔年で2勝したオースミグラスワンと同牝系の間柄であることも特筆できるだろう。また、母系でSpecial、父系と母系でNijinskyの血脈を持つことも評価に値する。22年プリシパルSを制するなど、芝2000mは2戦2勝と底を見せていない。


【血統予想からの注目馬】
カラテ ⑯ハヤヤッコ ⑥セイウンハーデス

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