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当初は菊花賞の前哨戦として創設されたレースだが、大幅な番組改編があった2000年以降は秋開催から春開催に移り、東京優駿(日本ダービー)の前哨戦として機能するようになった。その施行時期の移設初年となった第48回(2000年)の勝ち馬アグネスフライトほか、第61回(2013年)の勝ち馬キズナ、第67回(2019年)の2着馬ロジャーバローズと、これまでに3頭が本競走をステップにダービー馬の称号を手にしている。また、第52回(2004年)のハーツクライ、第53回(2005年)のインティライミ、第63回(2015年)のサトノラーゼンといった勝ち馬も、東京優駿(日本ダービー)で2着に入る健闘を見せた。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第71回 |
2023年5月6日 京都 芝2200m |
サトノグランツ | 牡3 | 2:14.1 | 川田将雅 | 栗 | 友道康夫 | 全着順を 見る | |
第70回 |
2022年5月7日 中京 芝2200m |
アスクワイルドモア | 牡3 | 2:09.5 | 岩田望来 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第69回 |
2021年5月8日 中京 芝2200m |
レッドジェネシス | 牡3 | 2:11.2 | 川田将雅 | 栗 | 友道康夫 | 全着順を 見る | |
第68回 |
2020年5月9日 京都 芝2200m |
ディープボンド | 牡3 | 2:11.7 | 和田竜二 | 栗 | 大久保龍 | 全着順を 見る | |
第67回 |
2019年5月4日 京都 芝2200m |
レッドジェニアル | 牡3 | 2:11.9 | 酒井学 | 栗 | 高橋義忠 | 全着順を 見る | |
第66回 |
2018年5月5日 京都 芝2200m |
ステイフーリッシュ | 牡3 | 2:11.0 | 藤岡佑介 | 栗 | 矢作芳人 | 全着順を 見る | |
第65回 |
2017年5月6日 京都 芝2200m |
プラチナムバレット | 牡3 | 2:15.2 | 浜中俊 | 栗 | 河内洋 | 全着順を 見る | |
第64回 |
2016年5月7日 京都 芝2200m |
スマートオーディン | 牡3 | 2:12.6 | 戸崎圭太 | 栗 | 松田国英 | 全着順を 見る | |
第63回 |
2015年5月9日 京都 芝2200m |
サトノラーゼン | 牡3 | 2:11.3 | 川田将雅 | 栗 | 池江泰寿 | 全着順を 見る | |
第62回 |
2014年5月10日 京都 芝2200m |
ハギノハイブリッド | 牡3 | 2:11.0 | 秋山真一郎 | 栗 | 松田国英 | 全着順を 見る | |
第61回 |
2013年5月4日 京都 芝2200m |
キズナ | 牡3 | 2:12.3 | 武豊 | 栗 | 佐々木晶 | 全着順を 見る | |
第60回 |
2012年5月5日 京都 芝2200m |
トーセンホマレボシ | 牡3 | 2:10.0 | C.ウィリアムズ | 栗 | 池江泰寿 | 全着順を 見る | |
第59回 |
2011年5月7日 京都 芝2200m |
クレスコグランド | 牡3 | 2:13.5 | 武豊 | 栗 | 石坂正 | 全着順を 見る | |
第58回 |
2010年5月8日 京都 芝2200m |
ゲシュタルト | 牡3 | 2:12.8 | 池添謙一 | 栗 | 長浜博之 | 全着順を 見る | |
第57回 |
2009年5月9日 京都 芝2200m |
ベストメンバー | 牡3 | 2:13.0 | 四位洋文 | 栗 | 宮本博 | 全着順を 見る | |
第56回 |
2008年5月10日 京都 芝2200m |
メイショウクオリア | 牡3 | 2:18.4 | 岩田康誠 | 栗 | 西橋豊治 | 全着順を 見る | |
第55回 |
2007年5月5日 京都 芝2200m |
タスカータソルテ | 牡3 | 2:13.5 | 岩田康誠 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第54回 |
2006年5月6日 京都 芝2200m |
トーホウアラン | 牡3 | 2:14.8 | 藤田伸二 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第53回 |
2005年5月7日 京都 芝2200m |
インティライミ | 牡3 | 2:13.0 | 佐藤哲三 | 栗 | 佐々木晶 | 全着順を 見る | |
第52回 |
2004年5月8日 京都 芝2200m |
ハーツクライ | 牡3 | 2:11.9 | 安藤勝己 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る | |
第51回 |
2003年5月10日 京都 芝2200m |
マーブルチーフ | 牡3 | 2:15.4 | 池添謙一 | 栗 | 田所清広 | 全着順を 見る | |
第50回 |
2002年5月3日 京都 芝2200m |
ファストタテヤマ | 牡3 | 2:12.5 | 安田康彦 | 栗 | 安田伊佐 | 全着順を 見る | |
第49回 |
2001年5月4日 京都 芝2000m |
テンザンセイザ | 牡3 | 1:59.8 | 幸英明 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第48回 |
2000年5月6日 京都 芝2000m |
アグネスフライト | 牡3 | 1:59.8 | 河内洋 | 栗 | 長浜博之 | 全着順を 見る | |
第47回 |
1999年10月17日 京都 芝2200m |
アドマイヤベガ | 牡3 | 2:12.3 | 武豊 | 栗 | 橋田満 | 全着順を 見る | |
第46回 |
1998年10月18日 京都 芝2200m |
スペシャルウィーク | 牡3 | 2:15.0 | 武豊 | 栗 | 白井寿昭 | 全着順を 見る | |
第45回 |
1997年10月12日 京都 芝2200m |
マチカネフクキタル | 牡3 | 2:13.1 | 南井克巳 | 栗 | 二分久男 | 全着順を 見る | |
第44回 |
1996年10月13日 京都 芝2200m |
ダンスインザダーク | 牡3 | 2:14.1 | 武豊 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る | |
第43回 |
1995年10月15日 京都 芝2200m |
ナリタキングオー | 牡3 | 2:11.4 | 藤田伸二 | 栗 | 中尾謙太 | 全着順を 見る | |
第42回 |
1994年10月16日 阪神 芝2200m |
スターマン | 牡3 | 2:12.1 | 藤田伸二 | 栗 | 長浜博之 | 全着順を 見る | |
第41回 |
1993年10月17日 京都 芝2200m |
ウイニングチケット | 牡3 | 2:13.3 | 柴田政人 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第40回 |
1992年10月18日 京都 芝2200m |
ミホノブルボン | 牡3 | 2:12.0 | 小島貞博 | 栗 | 戸山為夫 | 全着順を 見る | |
第39回 |
1991年10月13日 京都 芝2200m |
ナイスネイチャ | 牡3 | 2:15.6 | 松永昌博 | 栗 | 松永善晴 | 全着順を 見る | |
第38回 |
1990年10月14日 京都 芝2200m |
メジロライアン | 牡3 | 2:12.3 | 横山典弘 | 美 | 奥平真治 | 全着順を 見る | |
第37回 |
1989年10月15日 京都 芝2200m |
バンブービギン | 牡3 | 2:13.4 | 南井克巳 | 栗 | 布施正 | 全着順を 見る | |
第36回 |
1988年10月16日 京都 芝2200m |
ヤエノムテキ | 牡3 | 2:14.5 | 西浦勝一 | 栗 | 荻野光男 | 全着順を 見る | |
第35回 |
1987年10月18日 京都 芝2200m |
レオテンザン | 牡3 | 2:16.3 | 武豊 | 美 | 吉野勇 | 全着順を 見る | |
第34回 |
1986年10月19日 京都 芝2200m |
タケノコマヨシ | 牡3 | 2:14.3 | 伊藤清章 | 栗 | 伊藤修司 | 全着順を 見る |
1953年に「京都杯」の競走名で菊花賞の前哨戦として創設。1967年に菊花賞トライアルに指定され、1971年に競走名が「京都新聞杯(菊花賞トライアル)」に改められた。1984年のグレード制導入時にG2に格付け。菊花賞の施行時期が3週繰り上げられた2000年の大幅な番組改編とともに菊花賞トライアルの指定が外れ、施行時期も10月から5月へと移す運びとなった。なお、その2000年はグレードがG3に降格しているものの、翌2001年には再びG2へと昇格を果たしている。現在は東京優駿(日本ダービー)の主要前哨戦に位置付けられており、前述のとおり数々の上位好走馬を送り込んでいる。
第1~2回(1953~1954年)は10月上旬~中旬。第3~8回(1955~1960年)は9月中旬~下旬。第9~12回(1961~1964年)は11月上旬~中旬。第13~47回(1965~1999年)は10月中旬~下旬。第48回(2000年)以降は5月上旬に開催されている。
施行場所:京都芝2200m(右・外回り) 出走資格:3歳 1着賞金:5400万円 負担重量:馬齢重量
1953年 | 京都芝2400m(外)、4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬、別定、「京都杯」として創設 |
---|---|
1956年 | 施行距離を芝2000m、施行条件を4歳(現在の3歳)以上、負担重量をハンデキャップに変更ヤサカがレース史上初の2連覇を達成 |
1957年 | 施行距離を芝1800m、出走資格を4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬、負担重量を別定に変更 |
1959年 | 負担重量をハンデキャップに変更「騎手災害基金競走」の副題を付して実施 |
1961年 | 負担重量を別定に変更 |
1966年 | 施行距離を芝2000mに変更 |
1967年 | 競走名を「京都杯(菊花賞トライアル)に改称 |
1969年 | 負担重量を定量に変更 |
1971年 | 競走名を「京都新聞杯(菊花賞トライアル)」に改称 |
1972年 | 施行距離を芝2000m(外)に変更 |
1976年 | 阪神芝2000mで施行 |
1979年 | 中京芝2000mで施行 |
1980年 | 阪神芝2000mで施行 |
1984年 | G2(国内独自)に格付け施行距離を芝2200m(外)に変更 |
1990年 | メジロライアンが京都芝2200m(外)のコースレコードを更新 |
1992年 | ミホノブルボンが芝2200mの日本レコードを更新 |
1994年 | 阪神芝2200mで施行 |
1995年 | 指定交流競走に指定 |
2000年 | 競走名を「京都新聞杯」に改称G3(国内独自)に降格施行距離を芝2000m(内)、出走資格を4歳(現在の3歳)、負担重量を別定に変更混合競走に指定 |
2001年 | G2(国内独自)に昇格負担重量を定量に変更 |
2002年 | 施行距離を芝2200m(外)に変更 |
2003年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |
2007年 | 格付け表記をJpn2に変更 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G2に格付け |
2012年 | トーセンホマレボシが芝2200mの日本レコードを更新 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | 中京芝2200mで施行 |
2022年 | 中京芝2200mで施行アスクワイルドモアが芝2200mの日本レコードを更新 |
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