当欄では、2/26(日)の出走馬たちの中から初めてブリンカーを装着する馬をピックアップしています。ガラリ一変の要素をはらんだ穴馬が隠れているかも?ぜひ馬券検討にお役立てください。
【2月26日(日)中山】
1R 3歳未勝利 ダ1200m
⑥ファビュラスエリカ
3R 3歳未勝利 ダ1200m
⑯コウユーアツイキミ
4R 3歳未勝利 ダ1800m
⑦フルハウス
8R 4歳以上1勝クラス ダ1200m
⑮ニシノアヤカマル
10R ブラッドストーンステークス ダ1200m
⑥クロデメニル
1Rに出走する⑥ファビュラスエリカはデビュー2戦とも大きく出遅れているが、いずれも終い脚を使って8着→7着とそこそこにまとめている。レースぶりからするといかにも初ブリンカーの効果がありそうだし、今回は上位人気見込みの馬はともかく全体の層は薄い印象。それだけに常識的な立ち回りが叶えば前進が見込めると思うのが自然だろうが、前走出走時416キロと馬格が小さいのはネック。上位進出のためにはもう少し馬体重を増やしてきたいところだが…。
【2月26日(日)阪神】
3R 3歳未勝利 ダ1400m
⑪フェスティヴビップ
4R 3歳未勝利 ダ1800m
④ローズスター ⑩タマモマスラオ
6R 4歳以上1勝クラス ダ1800m
⑧オリエンタルキング
初ダートの前走は終始後手後手に回る内容で2番人気の6着に敗れた4Rの④ローズスターだが、走破時計はそう悪いものではなく、今回のメンバーならば通用するレベルだ。それに、その際の競馬ぶりからすればブリンカー効果はなかなか望めると思われる。不安点は前で競馬して結果を残してきた馬が揃ったことだが、手が替わった横山和生騎手がそれらをうまくさばけるようならば上位進出の可能性も十分あるだろう。
【2月26日(日)小倉】
5R 3歳未勝利 芝1800m
⑤サトミノアサヒ ⑨ディヴァインアロー ⑭シュタイナー
7R 4歳以上1勝クラス 芝2000m
⑪アエリーゾ
11R 下関ステークス 芝1200m
⑤フォドラ
日曜小倉は合計5頭が該当するが…血統面で言えば5Rのメンバーの中でも屈指の⑭シュタイナー。同条件の前走は序盤から進まず競馬にならずタイムオーバー負け。それでもブリンカー装着によって馬が常識にかかってくる可能性は残されている。中間の調教時計や臨戦過程からしてここが勝負とは思わないのだが、今回ある程度目途を立てて次以降勝負といった算段だろうか。
(文:古橋うなぎ)