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東西の金杯で幕を開けた2025年の当コーナーですが、京都金杯でターゲットにしたドゥアイズは3番人気で11着、中山金杯で取り上げたホウオウビスケッツは2番人気で9着でした。新年から滑り出し上々、と胸を張りたいところですが、筆者が購入した馬券は全くカスリもせず……。年が明けても、この「コケる人気馬を避けるも、競馬予想の神様からも避けられる」不完全燃焼感は全く変わりません。
さて、今週のフェアリーSですが、人気馬の不安点を探す前に、まずどの馬が人気になるのか、その判断に迷う一戦となりました。登録馬26頭中、24頭が1勝馬です。いつも人気馬を見極める際に、複数のメディアをチェックして確実に人気になりそうな馬を探すのですが、「抽選を突破すれば人気になるハズ」などという話まで聞こえてくる状況です。まあ、この時期の3歳牝馬による重賞競走は仕方がないのでしょうが。
当コーナーとしては、まずは原稿が締切となる時点で間違いなく出走してくるであろう馬から、絞り込んでいくよりほかありません。除外のリスクがある馬をターゲットとするのはさすがに気が引けます。となると、最も無難なのは函館2歳Sで2着だったニシノラヴァンダということになるでしょうか。当時の勝ち馬サトノカルナバルはその後、アメリカに渡り、BCジュベナイルターフに出走しています(結果は9着)。そんな期待馬を相手に逃げて2着に粘り込んだのですから、評価して当然のスピードの持ち主と言えます。
そのニシノラヴァンダですが、新馬戦を勝利した時の馬体重が416キロ、そして函館2歳Sが420キロという小柄な馬ですので、ここまで使わずに休ませたというのは、馬体の成長を促すという観点からは至極納得の判断だと思われます。
同じ理由で「今回は買い」と思っているファンも、けっこう多いのではないでしょうか。筆者もその気持ちは一緒です。しかし心を鬼にして、あえて不安材料を指摘しましょう。まず、近10年のフェアリーSにおける前走別成績をチェックしたところ、前走が函館2歳Sだった馬というのは1頭もいません。さすがに休養が長すぎる、そんなところでしょうか。
実はこのレース、近10年で前走が未勝利戦だった、という馬が4頭も勝利しています。2018年の勝ち馬プリモシーンは10月の未勝利戦(東京)、2019年の勝ち馬フィリアプーラは12月の未勝利戦(中山)、2021年の勝ち馬ファインルージュは10月の未勝利戦(東京)、そして昨年の勝ち馬イフェイオンは11月の未勝利戦(京都)、といった具合です。前走の格よりも、前走がいつだったのかが大きなポイントとなるのかもしれません。昨年7月以来の実戦となるニシノラヴァンダは、この点が大きなマイナス材料と言えます。
そしてもう1点、ニシノラヴァンダの前走である函館2歳Sは1200m戦ですが、前走が1200m戦だった馬の近10年における成績は「0-2-0-14」。2着馬が2頭いますが、勝ち馬は出ていません。このデータからは、ニシノラヴァンダは頑張っても2着まで、ということになります。
とこんな感じで、ニシノラヴァンダの不安材料を探しつつ綴ってきましたが、そもそも「どの程度の人気になるのか?」という点が、むしろ心配になってしまっていたりして……。たいした人気馬でもなかったら、そのときはすみません。そして本音を言うと、何を隠そう本命予定だった馬……。この記事を書くために、発見してしまったデータは、はたして“拾う神“か、“捨てる神”か。一つだけ確かなのは、少なくとも私個人としては他の馬を本命視するしかない、ということのようです。
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