中央競馬ニュース

【セントライト記念2024】トッププロ厳選の穴馬! 前走は展開不利! 距離延長も魅力の1頭は?

 0   8   9,267
シェアする  x facebook LINEで送る
【セントライト記念2024】トッププロ厳選の穴馬! 前走は展開不利! 距離延長も魅力の1頭は?


開幕2週目なので、基本的にはロスなく乗ってくる馬が有利です。ただ、トライアルという側面もあり、そのなかに春のクラシックを戦ってきた力上位の馬も出てきます。そのような力のある馬は外を回っても普通に馬券に絡んでしまいます。去年がいい例で、ソールオリエンスなんかは終始外々を回りながら2着になりましたね。普通の馬ならあの立ち回りは大敗するパターンでした。そういった力ある馬たちが出てきた場合は、「ロスなく」をそこまで意識する必要がないので、そのあたりも考えて予想をしなければと思っています。

とは言っても、先週の中山の芝を見ると圧倒的にロスなく乗ってきた馬が有利。妙味ある馬はそんな立ち回りができそうな馬から探したいと思いますが、京成杯AHみたいなパターンもあるのが競馬。強い馬が外から直線一気に先頭に立てば、その後ろを付いてくる漁夫の利作戦も利くので、予想の際はそのパターンもしっかり頭に入れたいところです。

それでは、上位人気想定の馬を見ていきたいと思います。

まず1頭目はコスモキュランダ
前走のダービーでは出遅れてしまいましたからね。元々そこまでスタートが速い馬ではないとはいえ、結果的にロスなく乗った馬が勝ったレースですから、出遅れては厳しいものがありました。さらに、道中はいつもの競馬をしようと動いていきましたが、そこでも失敗。捲りきらないで好位外まででやめてしまいました。それでもなんだかんだで6着。あそこで勇気を出して捲りきっていれば、馬券圏内ももしかしたらあったかもしれません。今回は中山の2200mで、舞台としては苦にしないはずです。得意の捲りもあるので、鞍上がどう乗るか注目になりますね。それとスタートは注目ですね笑。


2頭目はアーバンシック
まぁ「ダービー候補、ダービー候補」と言われてダービーでは11着でしたね。皐月賞では後ろから差してきて届かずの4着で、負け方としてもいかにも「ダービーでいいですよ」みたいな負け方でしたからね……。この馬の立ち回りとしては、おそらく武Jが勝つときのような展開(外から差してきて)にならないと好走するのは無理だったでしょう。今回はまるっきり違う舞台になりますが、中山になることはそこまでマイナスになる点とは思っていません。競馬では器用さがどうこう言われますが、中央の競馬場ではそこまで影響しないというのが私の持論です(手前の変え方などはまた別の話)。以前から指摘していますが、地方競馬みたいな超小回りでもない限り、馬はあれくらいのコーナーなら普通に走ります。競馬ではないとはいえ、育成牧場などでは地方競馬よりもきついコーナーで、ある程度のスピードを保って走ってきていますので(どちらかというと、重要なのは騎手の技量です)。まぁ、この馬は天下のノーザン出身なので、若い頃は広いところでしか走ってきていないかもしれませんが笑。いずれにせよ、能力的には巻き返してもなんら不思議ではありませんし、今回は鞍上もルメールJを予定とあります。もし、スタートが決まったら好位から抜け出す、なんてこともあり得るかもしれませんよ。ハーツクライみたいに。

(ちょっと上記2頭で長くなってしまったので)最後にスティンガーグラス
前走の1勝クラスは楽勝でした。ただ、一連のレース内容を見ると、まずスタートが若干苦手ですね。スプリングSでもわかりやすいくらい出遅れていましたし(大外なのに最後入れじゃない嫌がらせをされていましたが)、重賞となると出遅れは致命傷にもなります。スタートが苦手な馬にテン乗りの騎手、いくら武Jでもいきなりスタートを五分に出すのは難しいと思うので、馬券的には軽視したい1頭となります。出遅れて好走したときにはかなり楽しみな1頭になるので、そのあたりには一応注目したいですね。

と、3頭について見てきましたが、このレースのポイントとなるのは、コスモキュランダの動きでしょう。見解の最後にも触れたとおり、もしコスモキュランダが強く、捲り切ってしまった場合は、後ろからの人気薄も引き連れてくる可能性もあります。正直、コスモキュランダアーバンシック以下は混戦だと思うので、難しいレースとなるのは間違いないでしょう。


以上、レース見解でした。先週の京成杯AHは2着にタイムトゥヘヴンですか……。今週も漁夫の利レースになるでしょうか。指名される穴馬が楽しみです。


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①エコロレイズ
前走の白百合Sはヨーイドンの競馬になり、後ろからでは4着までが精一杯でした。それでも2着のオフトレイルは次走重賞を勝ちましたからね。あそこまで差を詰めることができたのなら、このメンバーでも十分やれると思います。弥生賞でも地味に伸びてきているのを見ると、距離延長は歓迎かもしれません。4着がやけに多い馬ではありますが、後ろからの馬が来る展開になったときは面白い存在になると思います。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はエコロレイズの推奨でした。今回は展開が向いてくれるといいですね。それでは、また来週お会いしましょう。



■注目記事【シンザン記念2025】トッププロ厳選の穴馬! 凡走はワケアリ! スムーズなら勝負になる1頭は?

■新着記事【シンザン記念2025】あの人気馬はココが不安 戦った相手の「その後」から過信は禁物?! マイネルチケット

■おすすめ【フェアリーS2025ほか】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~メイン「1点」分析編



この記事はいかがでしたか?
ナイス (8)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

1月13日()
シンザン記念 G3
1月12日()
フェアリーS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

1月5日()
日刊中山金杯 G3
スポ京都金杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ジャスティンパレス 牡6
78,688万円
2 リバティアイランド 牝5
74,444万円
3 タスティエーラ 牡5
65,898万円
4 レガレイラ 牝4
63,438万円
5 ソウルラッシュ 牡7
60,586万円
6 ナムラクレア 牝6
59,291万円
7 ソールオリエンス 牡5
57,546万円
8 ベラジオオペラ 牡5
52,047万円
9 テーオーロイヤル 牡7
51,827万円
10 ダノンデサイル 牡4
51,249万円
» もっと見る

3歳
1 クロワデュノール 牡3
11,679万円
2 アルマヴェローチェ 牝3
8,560万円
3 アドマイヤズーム 牡3
7,776万円
4 エリキング 牡3
5,662万円
5 ジョバンニ 牡3
5,508万円
6 アルテヴェローチェ 牡3
4,745万円
7 ミュージアムマイル 牡3
4,654万円
8 パンジャタワー 牡3
4,569万円
9 ビップデイジー 牝3
4,442万円
10 ランフォーヴァウ 牝3
4,377万円
» もっと見る

S