2022年3月26日()メイダン競馬場 ダート1200m

レース結果 ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 12 6    スイッツァランド セ8 57.0 T.オシェア B.シーマー 60.7 13
2 10 2    レッドルゼル 牡6 57.0 川田将雅 安田隆行 3.7 2
3 2 9    ドクターシーヴェル 牡4 57.0 F.プラ M.グラット 2.9 1
4 14 1    チェーンオブラブ 牝5 55.0 坂井瑠星 小笠倫弘 21.1 6
5 4 13    イースターンワールド セ5 57.0 R.ドーソン A.ビン・ハルマシュ 15.9 5
6 11 10    ストロングコンスティチューション セ5 57.0 C.ルメール D.オニール 36.9 9
7 3 3    ドレインザクロック 牡4 57.0 I.オルティスJr. S.ジョセフJr. 4.6 3
8 5 7    エバーファスト セ6 57.0 P.ドッブス D.ワトソン 58.1 12
9 7 5    マンジェール セ6 57.0 E.アルドゥアン C.フェイ 47.2 11
10 13 11    ワンダーホウェアクレイグイズ セ5 57.0 L.サエス B.ラッセル 6.5 4
11 1 4    アルタリク セ6 57.0 S.ヒッチコット D.ワトソン 46.2 10
12 9 14    モバーデル セ4 57.0 N.カラン F.ナス 32.5 7
13 6 12    グッドエフォート 牡7 57.0 J.クローリー I.モハメド 33.9 8
取消 8 8    ミラース セ5 57.0 A.フレス M.アル・メイリ

■払戻金

単勝12 6,070円
複勝12 950円
10 150円
2 130円
馬連10-12 13,400円
ワイド10-12 3,850円
2-12 2,790円
2-10 320円
馬単12-10 36,160円
3連複2-10-12 14,490円
3連単12-10-2 207,750円

予想一覧を見る

会員登録(無料)すると予想を登録して予想コロシアム(予想大会)に参加できます。

※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

 フェブラリーS6着のレッドルゼル(栗東・安田隆行厩舎、牡6歳)はドバイゴールデンシャヒーン(3月26日、メイダン、GI、ダ1200メートル)への招待を受諾して遠征する方針であることが分かった。馬主の東京サラブレッドクラブが23日にホームページで発表した。鞍上は引き続き川田将雅騎手を予定している。早ければ25日から騎乗調教を再開する見込み。昨年2着に好走しており、今年は勝利への期待が高まる。

レッドルゼルの競走成績はこちら

【ドバイゴールデンシャヒーン】リュウノユキナ、レッドルゼルらが登録02月10日(木) 00:00

3月26日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイゴールデンシャヒーン(G1・ダート1200m)に登録した日本馬は以下の通り。
※出走希望レースが複数ある場合には第1希望レースのみを表記

グットディール
ケイアイターコイズ
コパノキッキング
コパノマーキュリー
ジャスティン
ジャスパープリンス
ダンシングプリンス
チェーンオブラブ
ピンシャン
リュウノユキナ
レッドルゼル

(JRA発表)

[もっと見る]

厳選コラム ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

ウマニティ会員の皆さん、昨年12月香港国際競走以来3ケ月余りの御無沙汰、甘粕代三です。2年ぶりに日本から脱出、22日早朝ドバイに到着致しました。そう、史上最多22頭の日本勢が挑戦するドバイワールドカップデー取材のためです。

2020年3月、出発の前日にコロナ禍のために開催が中止となり、2年間ドバイどころか日本の座敷牢に缶詰となり、悶々とした日々を送ってきました。ドバイ入国にはQRコード付きの陰性証明が必要で、旅立つ前日に大枚3万800円を悪徳医師に毟り取られ、怒髪天を衝くなか出国しましたが、ドバイに一歩足を踏み入れれば怒りも解消、連日メイダン競馬場に朝から出かけては昼過ぎまで日本馬を筆頭に各国出走馬を観察しています。

8レースに22頭が挑戦しながら、日本で発売されるのは第6レース・ドバイゴールデンシャヒーン以降の4レースのみ。海外競馬の馬券発売は日本馬が出走するG1指定競走に限られていますが、エントシャイデンラウダシオンが出走するアルクオーツスプリントはG1ながら発売されません。一体全体どうなってるんでしょうか! JRAのお役所体質は‼

そんなやり場のない怒りはさておいて、今年の日本勢は頭数だけではなく質的にも史上空前です。グランドスラムの可能性を限りなく秘めていることをドバイでの取材で確信しました。今日から発売順に2レースずつ2日にわたって拙い取材の成果をご披露することに致しましょう。


ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)
昨年のこのレース2着と涙を飲んだレッドルゼル、重賞未勝利ながら先月のリヤドスプリント3着からドバイに転戦してきたチェーンオブラブの2頭が名乗りを上げました。レッドルゼルの雪辱を大いに期待したいところですが、気になるのは鞍上。昨年のR.ムーアから日本が誇る川田将雅に鞍が戻りました。この二人の間には残念ながら2馬身から3馬身の差があることを認めざるを得ず、頭から狙うのは無謀かもしれません。

短距離ダート戦は米国馬の金城湯池(きんじょうとうち)。メイダン競馬場のダートコースは1年だけタペタトラックを採用しましたが、これを嫌った米国馬の出走が激減したため元のダートに戻した経緯もあります。昨年のBCスプリント2着馬ドクターシーヴェル、ドレインザクロック、今年欧州からドバイに転じG3 3戦2着を続けるアルタリク、リヤドダートスプリント2着のグッドエフォート、今年ドバイでG3 2戦2着のエバーファスト、前哨戦2着のマンジェールを我らがレッドルゼルチェーンオブラブの上位と評価せざるを得ません。

いずれにしても混戦、どんぐりの背比べといえるこのレースは薄く手広く、そして軽めに勝負するに如くはなし、というのが24日現在の状況です。


ドバイターフ(芝1800m)
米国馬の金城湯池であるダートとは打って変わって香港、ドバイの芝コースは日本馬の得意のお座敷。日本のマイル王たるシュネルマイスターが堂々と世界の中距離王者へ狼煙を上げれば、昨年2着のヴァンドギャルドが雪辱を期し、令和のツインターボことパンサラッサも虎視眈々と大魚を狙っています。この3頭中心が中心となり、上位独占も夢ではありません。

シュネルマイスターは昨秋のマイルチャンピオン以来の競馬とはいえ、国内で十分乗り込まれてドバイへ。当地でみたところ万全の状態といえます。不動の中心でしょう。ヴァンドギャルドも昨年の毎日王冠以来、BCマイル、香港マイルと海外遠征続き。温かい陽気が性に合うのか、当地でも元気いっぱい。
しかしながら、日本のマイル王が雪辱の前に立ちはだかっています。気になるのはドバイへの重要なステップレース、中山記念を好時計で逃げ切ったパンサラッサです。

「外枠は全く気にならない。気持ちよく逃げられれば、どこまででも逃げる馬。ハナを切れればひょっとするよ。重の鬼だからヨーロッパ遠征も考えたんだけど、中山記念でパンパンの良馬場にも対抗できることが証明できたし、ドバイの馬場も全く問題なし!」
海外遠征プロ中のプロ、矢作芳人調教師が未明のメイダン競馬場でこっそりと教えてくれました。つかまってしまえば二束三文のパンサラッサ、単勝か1着固定3連単の狙い打ちが勝負馬券、といったところでしょうか。

さて、昨年の覇者、ロードノースは昨年のこのレースの後、11か月の長期休養。先月の復帰戦では得意の芝ではなく初のダートで使い始め。1番人気で2着と面目を施しましたが、見る限り昨年の出来にはありません。カーネルリアムは米国では珍しい芝馬ですが、高賞金で名高いペガサスWCターフを連覇してドバイ直行。ロードノースが復調に手間取るなら、こちらが上位かもしれません。

このほかではホストであるゴドルフィンを中心に7頭が居並びますが、いずれも帯に短したすきに長しと高い評価はできません。上に挙げた5頭の競馬、これをどう組み合わせるか――。これが勝負の分かれ目です。我らがシュネルマイスター1着固定の3連単、どう組み合わせるか、無い頭を悩ませることになりそうです。

さて、明日は日本馬の活躍に期待が更に高まるドバイシーマクラシック、メーンレースのドバイワールドカップの展望をお伝え致します。ご期待下さい。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイワールドカップデー3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

過去10年の結果 ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2021/03/27 ゼンデン 牡5 アメリカ 1.09.01 A.フレス C.デイヴィッド
2019/03/30 エックスワイジェット セ7 UAE 1.10.75 E.ハラミーヨ J.ナヴァロ
2018/03/31 マインドユアビスケッツ 牡5 アメリカ 1.10.12 J.ロサリオ C.サマーズ
2017/03/25 マインドユアビスケッツ 牡4 アメリカ 1.10.91 J.ロサリオ C.サマーズ
2016/03/26 ムアラーブ セ7 UAE 1.10.59 P.ハナガン M.アル・ムハイリ
2015/03/28 シークレットサイクル 牡6 アメリカ 1.10.64 V.エスピノーザ B.バファート
2014/03/29 スターリングシティ セ6 香港 1.10.88 J.モレイラ J.ムーア
2013/03/30 レイナルドザウィザード セ7 UAE 1.12.46 R.マレン S.シーマー
2012/03/31 クリプトンファクター セ4 バーレーン 1.10.79 K.ファロン F.ナス

歴史・概要 ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

ドバイゴールデンシャヒーンはアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる3歳以上のダート1200mの競走。1993年にガルフニュースステークスの名称で創設され、1994年にナドアルシバスプリント、1997年にはガルフニュースナドアルシバスプリントと変更した後、2000年より現名称に改められた。
日本馬では、2002年ブロードアピールが初参戦(5着)後、マテラスカイ(2019年)、レッドルゼル(2021、22年)と3度の連対はあるが優勝はまだない。

挑戦した日本馬 ~ドバイゴールデンシャヒーン 2022~

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2002年ブロードアピール牝8O.ペリエ松田国英5着
2004年マイネルセレクト牡6武豊中村均5着
2006年アグネスジェダイ牡4吉原寛人森秀行6着
2007年アグネスジェダイ牡5武豊森秀行10着
シーキングザベスト牡6福永祐一森秀行11着
2009年バンブーエール牡6武豊安達昭夫4着
2010年ローレルゲレイロ牡6藤田伸二昆貢4着
2013年タイセイレジェンド牡6R.ムーア矢作芳人12着
2017年ディオスコリダー牡3S.フォーリー高橋義忠11着
2018年マテラスカイ牡4武豊森秀行5着
2019年マテラスカイ牡5武豊森秀行2着
2021年レッドルゼル牡5R.ムーア安田隆行2着
コパノキッキングセ6W.ビュイック村山明5着
ジャスティン牡5坂井瑠星矢作芳人11着
マテラスカイ牡7戸崎圭太森秀行12着
2022年レッドルゼル牡6川田将雅安田隆行2着
チェーンオブラブ牝5坂井瑠星小笠倫弘4着
2023年リメイク牡4武豊新谷功一5着
レッドルゼル牡7川田将雅安田隆行6着
レモンポップ牡5坂井瑠星田中博康10着
ジャスティン牡7B.ムルザバエフ矢作芳人12着