5月29日の東京12Rで行われた第136回
目黒記念(GⅡ、4歳上オープン、芝2500メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=5700万円)は、
浜中俊騎手の2番人気ボッケリーニ(牡6歳、栗東・
池江泰寿厩舎)が57.5キロのトップハンデをものともせず、好位追走から抜け出し2着に3/4馬身差をつけてゴール。2020年
中日新聞杯に続く重賞2勝目を挙げた。タイムは2分32秒1(良)。
3頭による激しい2着争いをハナ差制したのは
マイネルウィルトス(6番人気)、3着は昨年の勝ち馬
ウインキートス(8番人気)だった。
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浜中俊騎手(1着 ボッケリーニ)「思い通りの展開になったし、枠も良くてスムーズなレースに。直線もいい反応を見せてくれましたね。調教でも状態の良さを感じていたし、気になるのは斤量だけだったが、結果的には完勝でした。血統的にもこれからまだ良くなる馬だと思うし、これで大きいところに向けて弾みがつきました」
ボッケリーニは、父
キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ、母の父
ダンスインザダークという血統。全兄は2015年
宝塚記念、
天皇賞・秋を制した
ラブリーデイ。戦績は20戦6勝。