【京成杯】データ解析2012年1月11日(水) 05:02
*過去10年が対象
◆芝1800メートル以上でV 連対20頭中18頭に芝1800メートル以上で勝利実績。うち9頭は2000メートルでV実績があり、残り9頭中8頭は重賞かオープン特別で3着以内に好走していた。距離実績に欠ける場合はオープンでの好走歴が必要。1800メートル以上でのV歴がなかった2頭、02年1着同着ローマンエンパイアは2戦2勝の無敗馬、04年2着マイネルマクロスは芝2000メートルのオープン特別で(2)(3)着の実績があった。加えて、同条件のオープン特別・ホープフルSで2位以内の上がりをマークして3着以内に好走した馬は3頭全てが優勝と、信頼性が非常に高い。
◆前走は5着以内 前走で掲示板を外していたのは1頭だけで、これもGIII東スポ杯2歳S6着だった。条件戦なら1着が必須で、オープン特別なら3着以内が望ましい。また、前走距離は19頭が芝1600メートル以上(例外は前述の無敗馬ローマンエンパイア)で、芝1600メートル未満やダートからの参戦も割り引き。
◆3戦以内に初勝利 17頭がデビュー3戦以内に勝ち上がっていた。04年マイネルマクロスは4戦目、06年トウショウシロッコ5戦目、11年デボネア4戦目での初勝利だったが、いずれも2着まで。勝ち上がるのに時間を要した馬は割り引きが必要だ。
◆12月に1走 全20頭が中2週以上2カ月以内のローテーションで、12月に1走以上していることが理想。
◆キャリア2戦以上 1勝馬でも問題はないが、全20頭に2戦以上のキャリアがあった。タイムや勝ち方が優秀でも1戦1勝馬では厳しい。
◆牝馬不振 牝馬は【0・0・1・6】。のちのGI馬リトルアマポーラでも08年4着だった。
◆結論
トップ評価は芝2000メートルで2戦2勝のアドマイヤブルー。実績、ローテなど申し分なく、登録馬の中で唯一、中山芝2000メートルで勝利実績がある点も頼もしい。これに次ぐのが、芝2000メートルで勝ち星がある2勝馬ブライトライン。朝日杯FS2着のマイネルロブストも芝1800メートルの新馬戦を勝っており、有力だ。人気を集めそうなアーデント、ベストディールは、前走から間隔が開きすぎている点が気になる。 (データ室) |
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