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牡馬クラシック第1弾となる皐月賞(19日、中山、GI、芝2000メートル)の有力候補、リアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡3歳)の追い切りが15日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。坂路の併せ馬で力強く先着。800メートル52秒1の自己ベストをマークして、ただ1頭のサンケイスポーツ調教評価『S』を獲得した。デビュー4戦目での皐月賞制覇へ、視界は良好だ。16日に枠順が確定、馬券は17日に金曜発売が実施される。
小雨が降りしきる坂路で、リアルスティールが躍動した。自己ベストの800メートル52秒1をマークし、絶好調をアピール。抜かりない仕上げが施され、牡馬クラシック初戦に挑む。
「予定より1秒速くなった。若さがあって完成はしていないが、時計は優秀。持っている能力は高い。少し太めだった前走より、いい状態で臨めますね」
追い切りを終えた福永騎手が納得の表情を浮かべる。ブリンディス(未勝利)を2馬身ほど追いかけてスタート。ジワジワ加速し、残り200メートル付近で並びかけると、一気にトップスピードへ。やや右にモタれながらも僚馬を置き去りにして、ラスト200メートル12秒3と力強い伸びを披露。悠々と2馬身半突き放した。
まったく無理のない形で、タイムが1秒も速くなったのは状態のよさの証明。矢作調教師も「あれで文句をつけたらいけない動きでしょう」と頬を緩めた。
体質が弱く、栗東トレセンに入厩したのが昨年11月と遅かったが、「思い通りに成長してくれました」とトレーナー。昨年末の新馬戦を勝ち上がると、2戦目でGIII共同通信杯をV。前走のフジテレビ賞スプリングS(芝1800メートル)は2着に敗れたが、中団からメンバー最速タイの上がり3ハロン33秒6の末脚を繰り出した。
「中山のあの距離で、最速の上がり33秒台で走れる馬はなかなかいない」とジョッキーは力説し、「前走も最後まで伸びていた。短距離馬の走り方ではないし、血統的にも心配していません」と初の2000メートルにも自信をのぞかせる。
期待の大きさは矢作調教師も同じ。かつての管理馬で2012年の日本ダービーを制したディープブリランテを引き合いに出したほどだった。
「ブリランテより優等生で調整は楽。現時点ではブリランテの方が完成度は上だけど、もっともっと大きく化けそう。1歳春に初めてみたときから、これほど素晴らしいサラブレッドはいないと思っていました」
トレーナーがほれ込んだ逸材が、現時点では完璧といえる状態で大一番にアタック。デビュー4戦目でのGI勝ちが、物語の第1章になる。 (渡部陽之助)
★最少タイキャリア4戦目Vへ
2歳戦が行われるようになった1946年以降、最少キャリア優勝は4戦目で、過去に10頭いる。リアルスティールが勝てば、2007年ヴィクトリー以来。なお、父ディープインパクトも05年に4戦目で皐月賞を制した。
父子制覇 リアルスティールの父は、2005年の3冠馬ディープインパクト。産駒は皐月賞に14頭出走しているが、12年ワールドエースの2着が最高着順だ。今回勝てば、産駒はクラシック完全制覇へ、菊花賞を残すだけになる。 また、福永騎手も皐月賞は、2着(1998年キングヘイロー、12年ワールドエース、13年エピファネイア)が最高成績。父・洋一元騎手は、77年にハードバージで制しており、優勝すれば史上2組目(過去には武邦彦、武豊)の父子制覇となる。
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