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リアルスティールは皐月賞2着、ダービー4着で実績は抜けている。ダービーの敗戦も、翌日に判明した左第1指骨剥離骨折が影響した可能性が高い。柿崎助手は「帰厩当初は状態がよくなかったが、調教を進めていくうちに、だんだんとよくなった。1週前は動きも時計もよかったので安心した。実績的に骨折明けでも言い訳はできない。結果を出したい」と力を込める。
★展望
菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)の重要な前哨戦で、1~3着馬に優先出走権が与えられる。過去10年の勝ち馬で2005年ディープインパクト、11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ、13年エピファネイアが菊花賞馬となっている。
リアルスティールは皐月賞2着、ダービー4着。レース後に骨折が判明したが、症状は軽く、夏場から順調に乗り込みを再開した。仕上がりは上々で、本番に向けて好スタートが切れそうだ。
アルバートドックは白百合Sを快勝。伸びしろの大きい素質馬だけに成長した姿を見るのが待ち遠しい。潜在能力の高いマッサビエルや前走で芝適性を証明したリアファル、2戦不敗の良血馬キロハナのレースぶりにも注目が集まる。
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