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1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』。有馬記念を担当する大阪サンスポの川端亮平記者(32)は3日目、菊花賞3着のリアファルを取り上げる。今夏にダートから芝に転じて1、1、3着とまだ底を見せておらず、体つきも芝向きに変わってきた。成長著しい3歳馬は魅力いっぱいだ。
密着初日から極寒、寒雨と続いた天候が、冬至の朝はようやく落ち着いた。厩舎取材に向かう足取りも軽くなる。
前日21日の取材中、右から左へ聞き流せない話があった。「3歳で勝ったときは、1番人気でも古馬に挑んでいくっていう感じやった。今は逆に挑戦を受ける立場やからなあ」。
ゴールドシップを担当する今浪厩務員が、過去の有馬記念を振り返った言葉だ。実績を積むほど、レース中のマークを含め、人馬への重圧は大きくなり、気楽に走れなくなる。
そんなことを考えながらメンバーを見渡すと、めちゃくちゃ魅力的な馬がいた。菊花賞3着のリアファルだ。
ダート路線で勝ち上がって今年7月に芝に転じると、2連勝で神戸新聞杯を制して重賞初勝利。前走では1番人気に推されるも、出入りの激しい展開で先行馬には厳しい競馬を強いられて敗れた。だが、今回は前回のような重圧はなく、古馬に対して思い切って勝負を挑める立場。同じ3歳の菊花賞馬キタサンブラックのように、看板を背負うこともない。
さらに芝初戦のマレーシアC(1600万下、中京芝2000メートル)で年長馬と戦い、勝った経験もある。音無調教師は「準オープンでものちに重賞を勝った馬(アズマシャトル)もいて、それなりにいいメンバーだったからね」とうなずく。
また、成長著しい3歳馬ならではの伸びしろもある。担当の濱田助手は「ダートを使っていたときは胸前がガッチリしていたけど、芝を使い出してから筋肉が締まってスラッとしてきた。使いつつトモ(後肢)に力もついて、かなりバランスがよくなった」と“芝仕様”への変身ぶりを証言。加えて「ダートで中山を走ったときは、坂でもいい伸びをしてきた。神戸新聞杯の勝ちっぷりを見ても力のいる馬場はいい。フットワークが軽くなってきたうえに力強さもある。中山コースはダートを使ってきた強みが出そうだね」と、期待はふくらむばかりだ。
22日朝、坂路を駆け上がる動きは活気に満ちていた。すんなり主導権を奪えそうなメンバー構成なだけに、内枠を引けば重い印を打つ必要がありそうだ。 (川端亮平)
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