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【日経賞】フェノーメノ厳しい条件も連覇へ良化

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【日経賞】フェノーメノ厳しい条件も連覇へ良化

 中山の土曜メーンはGII日経賞(芝2500メートル)。天皇賞・春(5月4日、京都、GI、芝3200メートル)の前哨戦(1着馬に優先出走権)として注目される。

 昨年、このレースを勝って天皇賞・春も制したフェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡5歳)が宝塚記念4着以来、9カ月ぶりに復帰する。昨秋、予定していた天皇賞・秋を左前繋靱帯炎で回避して放牧に出ていたが、2月中旬に美浦に帰厩。3月13日と20日には主戦の蛯名正義騎手が騎乗してポリトラックコースで軽快な動きを見せた。長期休養明けで負担重量が他馬より1キロ以上重い58キロと条件は厳しいが、ひと追いごとに動きは良化。あっさり連覇を果たしてもおかしくはない。

 有馬記念2着以来のウインバリアシオン(栗東・松永昌博厩舎、牡6歳)はオルフェーヴルにGI制覇の夢を砕かれてきた経緯があり、相手の引退で今年こそタイトルがほしいところ。間隔はあいたが、栗東CWコースでの1週前追い切りは時計のかかる馬場状態で6ハロン80秒3の好時計をマーク。新しいシーズンを好発進できる態勢にある。

 近親にナリタブライアンビワハヤヒデキズナなどの活躍馬がずらりと並ぶ良血ラストインパクト(栗東・松田博資厩舎、牡4歳)は前走の小倉大賞典で重賞初制覇。菊花賞4着の実績もあり、700メートルの距離延長も問題はないだろう。今年に入っての充実ぶりは目覚ましく、ここを勝つようなら天皇賞でも注目を集める存在となるだけに注目の的だ。

 マイネルジェイド(美浦・和田正道厩舎、牡4歳)は重賞初挑戦になるが、こちらも3連勝中と勢い十分。前2戦は今回と同じ中山芝2500メートルでもあり、侮れない。

 昨年のアルゼンチン共和国杯勝ち馬で香港ヴァーズ7着以来のアスカクリチャン(栗東・須貝尚介厩舎、牡7歳)、中山金杯勝ちのオーシャンブルー(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)、日経新春杯2着アドマイヤフライト(栗東・橋田満厩舎、牡5歳)、アメリカジョッキークラブC2着のサクラアルディート(栗東・岡田稲男厩舎、牡6歳)なども実績では引けを取らないだけに、好レースが期待できそうだ。

日経賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

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