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長距離王決定戦「第153回天皇賞・春」(5月1日、京都、GI、芝3200メートル)は近年同様、ひと筋縄では収まりそうにないムードが漂う。長丁場を前に各陣営の調整にそれぞれ意図が見えるなか、目一杯に攻めてきたのが“シルバーコレクター”サウンズオブアース。高松宮記念(ビッグアーサー)、桜花賞(ジュエラー)とGI連勝を決めて勢いに乗る藤岡健一調教師(55)に、“金メダル”への手応えを聞いた。
--前走の日経賞は有馬記念に続き、ゴールドアクターの2着
藤岡健一調教師「頭数が少なかったのでレースはしやすかったし、すんなりいいポジションを取れた。この馬自身、最後に伸びているんだが、突き放すつもりがついて来られて最後はねじ伏せられた。斤量を2キロもらっていたし、勝つつもりでいたから悔しかったね」
--今回もゴールドアクターが当面の敵で、斤量は同じ58キロ
「ただ、前走で負けたことによって、本番までに修正しなければならないことが分かったのは逆に良かったと思っている」
--修正点とは
「以前は中山まで輸送すると体が減っていたので、幾分太く作っていったら思いのほか減らなくて、結果として太め残りになってしまった。長距離輸送をしても減らなかったのは精神面が成長したからともいえるし、太かった分、今回は上積みがある。とにかく、しっかり仕上げさえすれば崩れることはないと思っている」
--実績のある京都に替わる
「もともと切れる脚を持っているんだから、それをうまく使えるようなレースをしたほうがいい。その点で京都に替わって距離が延びるのはプラス。現に菊花賞ではゴールドアクター(3着)を引き離している。ま、向こうもそのあと力をつけているけどね」
--最終追い切りは藤岡佑騎手が乗ってCWコースでハードな併せ馬
「先々週は馬場が重く、先週は前半のペースが遅くて予定していた時計を出せなかった。それで今週はジョッキーを乗せて、長めからしっかりやった。思いどおりの好時計で動きも良かった」
--昨年のこのレースでは9着だった
「人気にはなった(4番人気)が、当時はまだ弱いところがあって状態面も今回ぐらいのところまで引き上げる調整ができなかった。もともと本当に完成されるのは5歳の春だと思っていたからね。1年経って心身ともに成長したと思う」
--神戸新聞杯以来となる藤岡佑騎手とのコンビが復活。「馬のデキの良さに自分が応えなければ」と気を引き締めていた
「佑介とは追い切り以外にもいろいろと話しているが、作戦的なモノは直前に決めようと思っている。ただ、良馬場でやりたいし、できれば枠順は内がほしい」
--そして何より、今は厩舎に勢いがある
「ビッグアーサー、ジュエラーに続いて、“二度あることは三度ある”といきたいね」
(夕刊フジ)
■藤岡健一(ふじおか・けんいち) 1961年1月1日生まれ。滋賀県出身。厩務員、調教助手を経て01年に調教師免許を取得し、02年に栗東トレセンで厩舎を開業。03年5月24日に新潟5Rボスポラスで初勝利。16年高松宮記念(ビッグアーサー)でGI初制覇。先週までJRA通算352勝。重賞は16年桜花賞(ジュエラー)などGI2勝を含む10勝。長男・佑介(30)、次男・康太(27)ともにJRA騎手として活躍中。
■シルバーコレクター返上へ好データ!有馬Vより好相性2着馬は4勝2着3回
サウンズオブアースはこれまで16戦2勝ながら、GI菊花賞など重賞で2着6回(ほかにGII京都新聞杯、GII神戸新聞杯、GII京都大賞典、GI有馬記念、GII日経賞)を数える。現役最多タイ(もう1頭はハクサンムーン)の歯がゆい記録だが、前2戦でともに負けているゴールドアクターに一矢を報い、悲願達成となるか。また、前年の有馬記念2着馬は春の天皇賞で4勝・2着3回の好成績(グレード制導入の84年以降)。これはGPホースの3勝・2着2回を上回る。
★天皇賞・春の枠順はこちら
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