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【桜花賞の注目点】川田将雅騎手は史上6人目の連覇なるか ドゥラメンテ産駒は重賞勝ち馬3頭が出走予定

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【桜花賞の注目点】川田将雅騎手は史上6人目の連覇なるか ドゥラメンテ産駒は重賞勝ち馬3頭が出走予定

★昨年は7番人気のスターズオンアースでV 史上6人目の連覇を狙う川田将雅騎手

川田将雅騎手には、史上6人目の桜花賞連覇がかかる。川田騎手は昨年、テン乗りとなった7番人気のスターズオンアースとのコンビで、2着ウォーターナビレラとのハナ差の接戦を制して勝利を挙げた。川田騎手は、今年の桜花賞ではデビューから3戦連続でコンビを組んでいる阪神JF勝ち馬リバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)に騎乗予定だが、今年も桜花賞を制すことができるだろうか。

中内田調教師&川田騎手のコンビは今年のJRA競走で18戦8勝、2着4回(勝率.444、連対率.667)という成績で、JRA重賞では通算81戦23勝、2着11回(勝率.284、連対率.420)という成績を挙げている(※いずれも3月27日現在)。中内田調教師にはクラシック初制覇がかかるが、リバティアイランド阪神JFに続いて桜花賞も制すことができるだろうか。

★連覇がかかるドゥラメンテ産駒 今年は重賞勝ち馬3頭が出走予定


昨年のスターズオンアースに続く桜花賞連覇がかかるドゥラメンテ産駒は、阪神JF勝ち馬リバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)、フィリーズレビュー勝ち馬シングザットソング(栗東・高野友和厩舎)、札幌2歳S勝ち馬ドゥーラ(栗東・高橋康之厩舎)が登録している。種牡馬の桜花賞連覇は2011~14年に4連覇したディープインパクト、1961、62年のヒンドスタン、78、79年のテスコボーイ、03、04年のサンデーサイレンスが記録しているが、ドゥラメンテ産駒は今年も桜花賞を制すことができるだろうか。

シングザットソングを管理する高野調教師は3月27日現在、JRA重賞22勝を挙げているが、このうち15勝を牝馬で挙げており、JRA・GⅠ4勝もすべて牝馬での勝利となっている。高野師にはクラシック初制覇がかかるが、シングザットソングはトライアルに続いて本番の桜花賞も制すことができるか。勝てば、フィリーズレビュー勝ち馬の桜花賞制覇は05年ラインクラフト以来18年ぶり10頭目となる。

和田竜二騎手との新コンビで参戦 チューリップ賞を逃げ切ったモズメイメイ

モズメイメイ(栗東・音無秀孝厩舎)の通算成績は4戦3勝だが、3着に敗れたつわぶき賞は芝1400メートル戦で、芝1600メートル戦に限れば3戦3勝という成績だ。モズメイメイは前走のチューリップ賞を逃げ切って重賞初勝利を挙げたが、桜花賞ではどのような戦法で臨むだろうか。モズメイメイにはテン乗りとなる和田竜二騎手が騎乗を予定している。なお、和田竜騎手は3月27日現在、JRA・GⅠ8勝を挙げているが、牝馬でのJRA・GⅠ勝利はない。和田竜騎手は今回が12回目の桜花賞挑戦となるが、初勝利を挙げることができるだろうか。

★過去10年で1勝馬の優勝が4回 今年もトライアル好走馬など1勝馬が多数参戦

過去10年の桜花賞では1勝馬の優勝が4回あり、13年アユサン、15年レッツゴードンキ、16年ジュエラー、22年スターズオンアースが初勝利以来となる勝利を挙げている。3月27日現在で桜花賞の出走馬決定順位が18番目以内の馬では、チューリップ賞2着のコナコースト(栗東・清水久詞厩舎)、同3着のペリファーニア(美浦・鹿戸雄一厩舎)、フィリーズレビュー3着のジューンオレンジ(栗東・長谷川浩大厩舎)、アネモネS2着のコンクシェル(栗東・清水久詞厩舎)といったトライアルで好走した馬と、札幌2歳S2着、阪神JF3着、クイーンC2着と重賞で好走を続けるドゥアイズ(栗東・庄野靖志厩舎)が1勝馬だが、待望の2勝目を桜花賞で挙げることができるだろうか。

★クラシック完全制覇がかかる矢作芳人調教師 牝馬クラシック初V狙う友道康夫調教師にも注目

ラヴェルを登録している矢作芳人調教師には、史上5人目のクラシック完全制覇がかかる。矢作師はこれまでに6頭の管理馬を桜花賞に出走させているが、2017年リスグラシューの2着が最高成績となっている。クラシックを完全制覇した調教師は尾形藤吉元調教師、田中和一郎元調教師、藤本冨良元調教師、武田文吾元調教師の4名だけだが、矢作師は桜花賞初勝利を挙げてグレード制が導入された1984年以降で初のクラシック完全制覇を遂げることができるだろうか。なお、ラヴェルは昨年のアルテミスS勝ち馬で、今回は阪神JF11着以来、約4カ月ぶりの出走となる。


また、クイーンC勝馬ハーパーを登録している友道康夫調教師には、牝馬クラシック初制覇がかかる。友道師は現役最多のダービー3勝を含むクラシック5勝を挙げているが、牝馬クラシックはヴィルシーナが12年の桜花賞オークスで2着となったのが最高成績だ。クイーンC勝ち馬が桜花賞を勝てば、1976年テイタニヤ以来47年ぶりとなるが、ハーパーは友道調教師に桜花賞初勝利を贈ることができるだろうか。




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