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昨年は、ついに後のダービー馬を送り出すこととなった京成杯。厳冬期に行われるG3ですが、早くも熱視線を送るファンも少なくないことでしょう。そして今年はきっと、多くの方の注目がキングノジョーという馬に集まるに違いありません。
確かにアイアンバローズやジャスティンパレスの半弟なのですから、良血であることは言うまでもありません。新馬戦でコンビを組んだC.ルメール騎手も今週末から復帰して、同馬に騎乗します。しかし、自称ウマニティ内ヒール担当の筆者としては、こういう馬には難癖をつけてこそ。その役割を心得、少々夢のない仕事にまい進してまいります。穴党ファンに夢と希望を与えられれば、それでじゅうぶんです。
……とか言いながら、その材料はたったひとつしかありません。前述した通り、このキングノジョーは、アイアンバローズやジャスティンパレスの下という血統なのですが、この半兄2頭が最初に勝った重賞がいつだったか思い出してみてください、という点。
アイアンバローズの重賞初勝利は、2023年12月のステイヤーズSでした。馬には失礼ですが、初めて重賞を勝ったのが6歳の暮れと完全な遅咲き。それどころか、3歳時は、皐月賞にも、ダービーにも、菊花賞にも出走できませんでした。
もう1頭のジャスティンパレスは2歳時に、ホープフルSで2着に入っています。2歳G1で2着していて、2つ上の兄とは少々違い、早期活躍を示したといえるかもしれませんが、さにあらず。当時の勝ち馬キラーアビリティのその後を考えると、この2021年のホープフルSはレベルそのものを疑ってかかる必要のある一戦でした。
その後のジャスティンパレスですが、皐月賞とダービーは9着に終わりました。秋にようやく神戸新聞杯を勝利して、重賞ウイナーの仲間入りを果たします。そうです、3歳秋まで重賞勝ちがなかったのです。そして続く菊花賞は3着。初めてのG1タイトルは翌年、4歳になってからの天皇賞(春)まで待たなければなりませんでした。
春天を勝ったことは素直に立派なことではありますが、ここで考えなければならないのは古馬になってからの成績ではありません。3歳1月の時点でどうだったのかが、今週末の京成杯予想の争点です。
残念ながら、この母系はアイアンバローズやジャスティンパレスを見る限り、筆者には晩成型のように思えてなりません。この京成杯での勝利をきっかけに皐月賞、そしてダービーへ……という馬ではないのでは? それなのに、新馬戦を勝利した直後の京成杯で人気を集めるというのは……。
と、ここまで読んできて、勘のいい熱心な読者の皆さんなら、すでにある点にお気づきでしょう。普段はあまり取り上げる機会がない「血統」という切り口でも持ち出さない限り、キングノジョーが負ける可能性について書くのは難しかったんだな、と。(そもそも新馬戦を勝つ馬に「晩成型」ってどういうこと?) それではまた来週!
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