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無限大のポテンシャルを持つプログノーシスが北の大地で躍動した。GⅠ馬3頭含む強敵がそろった真夏のスーパーGⅡを快勝し、重賞2勝目をマーク。コンビ6戦6勝とした川田騎手は、ポンと相棒の首を優しくたたいてねぎらった。
「ポテンシャルは非常に高いのですが、発揮するのが難しい馬です。きょうも簡単ではない形でしたが、重賞をまた取ってくれましたので胸を張っていい内容だったといえると思います」
いつもは後方待機で直線でしまいの脚にかけるスタイルだが、この日は違った。課題だったスタートを決めると、向こう正面で中団まで進出。早朝の雨でぬかるんだ稍重の馬場に他馬が脚を取られていたのを横目に、スイスイと加速して4コーナーでは2番手。そのままメンバー最速の上がり3ハロン36秒0の末脚で後続に4馬身差をつけた。
今年初戦の金鯱賞で重賞初制覇を決めると、前走の香港クイーンエリザベスⅡCでGⅠに初挑戦。鋭い末脚で日本馬最高順位の2着に好走した。そして、海外遠征を経験したことで、「どっしり感が出てきました。長距離輸送をしても体が減らなくなりましたし、メンタル的に随分よくなった」(清山助手)とレベルアップ。今回も初の北海道でのレースだったが、うまく環境に順応して能力を出し切った。
社台ファームの吉田照哉代表は「驚きました。強いのは知っていたけど、こんなに強いとは」と驚きの表情。続けて「これで大きなところを意識できる。秋の天皇賞? もちろんそうだよね」と秋のGⅠ挑戦プランを口にした。
成長を待ちながら大事に使われてきたため、5歳夏ながらキャリア10戦で伸びしろは十分。川田騎手は「素晴らしい走りをしてくれましたので、また秋にこの馬が走るときを楽しみにしてもらえたら、と思います」と結んだ。並みいる強敵を横綱相撲で倒したプログノーシスが今秋さらに飛躍する。(増本隆一朗)
■プログノーシス 父ディープインパクト、母ヴェルダ、母の父オブザーヴァトリー。鹿毛の牡5歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は㈲社台レースホース。戦績10戦6勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金3億469万1300円(うち海外9302万300円)。重賞は2023年GⅡ金鯱賞に次いで2勝目。札幌記念は中内田充正調教師が初勝利。川田将雅騎手は14年ハープスター、19年ブラストワンピースに次いで3勝目。馬名は「予知(ギリシャ語)」。
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