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【京成杯】11番人気ニシノエージェントが差し切りV!3連単172万7970円の大波乱

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【京成杯】11番人気ニシノエージェントが差し切りV!3連単172万7970円の大波乱

1月19日の中山11Rで行われた第65回京成杯(3歳オープン、GⅢ、芝2000メートル、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、津村明秀騎手の11番人気ニシノエージェント(牡、美浦・千葉直人厩舎)が中団後方から3~4コーナーで馬群の間をスルスルと上がっていくと、直線で豪快に差し切りV。一昨年ソールオリエンス、昨年ダノンデサイルと2年連続で勝ち馬がその後にGIタイトルを獲得している登竜門を制し、いざクラシックへ堂々と名乗りをあげた。千葉直人調教師はJRA重賞初制覇。タイムは1分59秒9(良)。

クビ差の2着にはドラゴンブースト(7番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にミニトランザット(9番人気)が入り、3連単は172万7970円の大波乱となった。なお、1番人気のキングノジョーは好位追走から早めに先頭に立つも最後力尽き4着に敗れた。

京成杯を勝ったニシノエージェントは、父イスラボニータ、母ビクトリアスマイル、母の父ノヴェリストという血統。北海道新冠町・カミイスタットの生産馬で、馬主は西山茂行氏。通算成績は5戦2勝。重賞は初勝利。千葉直人調教師、津村明秀騎手ともに京成杯は初勝利。

津村明秀騎手(1着 ニシノエージェント)「スタートしてから4コーナーを抜けてくるまで、何もかも全てがうまくいったような感じでした。スタートして、けっこう(先行馬が)横並びになっていて〝これは速くなりそうだな〟と後ろで冷静に見られてので、それに馬も応えてリズム良く走れていました。3、4コーナーはゴチャついていましたけど、1頭のところをうまくさばいて来られましたし、本当にうまくいきました。ここ最近で一番うまくいったんじゃないかというレースでした。調教で乗っても前走より乗りやすくなっていましたし、しまいの動きもすごく良くて、状態は期待もっていけると思っていました。重賞を勝てたということで、春に大きな舞台も待っているので、そこへ順調にいければと思います。この1勝でさらに期待は膨らみました」




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