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【中山金杯】アルナシーム突き抜けて重賞2勝目 中距離転向で素質開花

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【中山金杯】アルナシーム突き抜けて重賞2勝目 中距離転向で素質開花

藤岡佑介(38)=栗東・フリー=騎乗で4番人気のアルナシームが鮮やかに突き抜け、昨年の中京記念に次ぐ重賞2勝目を飾った。今春は大阪杯(4月6日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)を最大目標にする見込み。1馬身1/4差の2着には6番人気のマイネルモーントが入り、1番人気のクリスマスパレードは4着に終わった。



新春の中山に祝砲が上がった。東の金杯を制したのはアルナシーム。デビュー22年目の幸先良いスタートに、藤岡騎手の笑顔がはじけた。

「金杯を勝ったのが初めてなのでめっちゃうれしいですね。前走にはない手応えで回ってくることができたし、最後もしっかり反応してくれて勝ったなと思いました」


道中は中団の内めで体力を温存。勝負どころで外から進出すると力強い末脚で抜け出し、昨年7月の中京記念以来となる2つ目の重賞タイトルをつかみ取った。

これまではマイルから1800メートルが主戦場だったが、前走・マイルCSは流れが忙しく11着。「2000メートルの方がいい」と感じた鞍上は、中京記念でVに導いた横山典騎手に相談。「『中距離の方がいいんじゃないか』という話で意見が合いました」。距離延長の進言が見事に奏功し、「大事なレースだったので、いい結果になってすごくうれしいです」と胸をなでおろした。

今後は1戦挟んでから大阪杯に駒を進める予定。橋口調教師は「ずっと期待していた馬だし、体つきが以前とは全然違う。今がピークですね。この先が本当に楽しみです」と期待を口にする。

馬名の由来はアラビア語で『海風』。叔父に日本ダービーシャフリヤール皐月賞アルアインがいる良血が、中距離路線に新風を吹き込む。(綿越亮介)

アルナシーム 父モーリス、母ジュベルアリ、母の父ディープインパクト。鹿毛の牡6歳。栗東・橋口慎介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主はライオンレースホース㈱。戦績23戦7勝。獲得賞金2億527万2000円。重賞は2024年GⅢ中京記念に次いで2勝目。中山金杯藤岡佑介騎手、橋口慎介調教師ともに初勝利。馬名は「海風(アラビア語)。母名より連想」。


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