栗東所属リーディングジョッキー上位3名の、8月18日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【
C.ルメール騎手】
8月18日(日)新潟競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m)
デアマトローナ
2R 2歳未勝利(芝1,800m)
シルバーレイン
3R 3歳未勝利(ダ1,800m)
クランプダンス
4R 3歳未勝利(芝1,400m)
ベランジェール
5R 2歳新馬(芝1,800m)
プリモシークエンス
10R 阿賀野川特別(芝2,200m)
バッデレイト
11R NST賞(ダ1,200m)
マニバドラ
注目はNST賞で初コンビを組む
マニバドラ。ダートでは【5-2-2-2】と安定した成績を残しており、掲示板を外したのもわずかに1回。前走の安達太良Sでは直線4番手から持ったままであっという間に先頭に立ち、仕掛けられてからは一気に突き放し完勝。ここでは堂々主役になれる存在。熱が入るのは4Rの3歳未勝利戦。この時期になると、未勝利戦のタイムリミットも迫っており、どの馬も一戦必勝態勢で挑んでくる。騎乗するのは
ベランジェール。春まではマイル以上のレースを使われてきたが、休み明けの前走で距離を1,400mに短縮し、プラス10キロの馬体ながら最後まで伸びて2着。同一コースで継続騎乗。負けられない一戦だ。
【
川田将雅騎手】
8月18日(日)札幌競馬場
7R 3歳上1勝クラス(芝2,000m)
ソニックドライブ
8R クローバー賞(芝1,500m)
ニタモノドウシ
10R 知床特別(芝1,200m)
シカゴスティング
11R
札幌記念・G2(芝2000m)
プログノーシス
12R 3歳上1勝クラス(ダ1,700m)
カルパ
注目は
プログノーシスで挑む11Rの
札幌記念。1998年に
エアグルーヴが達成して以来、四半世紀以上、成し遂げられていない連覇達成なるかという点だ。ここまでコンビでは10戦7勝、国内で敗れたのは2022年の
天皇賞(秋)3着のみであとは海外の2戦となっている。秋への飛躍も考えるとここでは負けられない一戦となる。10R知床特別に出走する
シカゴスティングとは昨年のフェニックス賞を制して以来のコンビ。今年の
桜花賞で12着と大敗したが、タイム差は1.0秒と5馬身程度の差だった。前走同様、牝馬限定戦のここならば好勝負できる存在だろう。
【
坂井瑠星騎手】
8月18日(日)中京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m)
ダブルハートボンド
3R 2歳未勝利(芝2,000m)
サラコスティ
4R 3歳未勝利(ダ1,400m)
アンモード
5R 2歳新馬(芝1,600m)
セイキュート
6R 3歳未勝利(芝2,000m)
パフュームセント
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m)
トウカイエルデ
9R 濃尾特別(ダ1,800m)
ルージュスタニング
10R 中京スポニチ賞(芝1,400m)
リチャードバローズ
11R
CBC賞・G3(芝1,200m)
グランテスト
メインの
CBC賞は
グランテストで挑む。初重賞挑戦となった前走の
北九州記念で初めて掲示板を外すばかりか14着と大敗したが、ここまで
坂井瑠星騎手とは【3-3-0-2】と全4勝中3勝をマークしている。斤量も今回は52キロで挑めることを考えると、思い切って先行できれば巻き返せる可能性も十分だろう。そして9R濃尾特別の
ルージュスタニングも面白い存在だ。デビュー戦こそ芝で勝ち上がったが、年が明けてからダートで好走。6月の1勝クラスで2着に破った
エリカサファイアは、その後連勝で一気に3勝クラスまで駆け上がっていった。牝馬らしからぬ500キロの雄大な馬格は牡馬に交じっても一切見劣りすることがない。すでに跨った事がある
坂井瑠星騎手への乗り替わりならば心配無用と見ている。